見出し画像

【セミナーレポート】『「事業成長のカギ」新規顧客を創出するための企業データ×広告の活用法』~リード獲得につなげる企業データベースを活用した広告配信を解説~|株式会社マイクロアド

こんにちは!ユーソナー広報担当の澤田です!

10月8日に開催したユーソナー主催イベント「第20回ランチョン・フェア BtoBセールス&マーケティング」で行われた全講演のレポートを大公開するこの企画。

第5弾は株式会社マイクロアドの講演内容をお届けします!


株式会社マイクロアドについて

スピーカー紹介

株式会社マイクロアド セールステック部 副部長 兼 シラレル責任者 田島 雅也 氏

2006年株式会社サイバーエージェントに新卒入社しマイクロアドに配属。代理店事業の子会社、CRM領域向けの新規サービスの開発・推進に従事し、2019年よりBtoB向けDSP「シラレル」の立ち上げ、及び事業責任者に着任。現在はシラレルを含めたBtoB企業向けのデジタルマーケティング支援プロダクト・サービスの推進を管掌。

株式会社マイクロアドとは?

データとテクノロジーを融合させたマーケティングプラットフォームを提供。「Redesigning the Future Life」を掲げ、広告やコミュニケーションのみならず、人々の未来の暮らし全体を再デザインすることを目指しています。データプラットフォーム事業を展開し、様々なビジネス関連データを集約・分析し、BtoBマーケティング・広告へ活用可能にしたサービス「シラレルリード獲得プラス」などを提供。データ×テクノロジーで顧客のマーケティングを成功に導きます。

BtoB企業におけるリード獲得施策の課題

BtoB企業のリード獲得は2つのフェーズに大別されます。第1フェーズが製品・サービスを認知してもらう段階、第2フェーズは実際にリードを獲得する段階です。今回の講演で田島氏は、第2フェーズのリード獲得について説明しました。

マイクロアドが実施したアンケートによれば、リード獲得施策において、リードの量・質・アプローチ方法に課題を持つ企業が全体の67%、およそ2/3にのぼりました。ほとんどの企業がリード獲得について何かしらの悩みを抱えていることがわかります。

また、リード獲得の方法に目を向けてみると、検索広告(リスティング広告)を利用する企業が60%ともっとも多く、次にブログやホワイトペーパーなどのコンテンツ制作が38%、3番手がMeta広告で33%だといいます。

田島氏は、広告では2番目に多く利用されているMeta広告が効果的だと述べます。

リード獲得の各施策を「コスト」と「ターゲティングの精度」の切り口で分析したところ、費用対効果とターゲティングの精度が高く、さらにリードの質・量ともに担保できるものがMeta広告だと田島氏。

もちろん広告の打ち方や運用方法にも左右されますが、やはりMeta広告は有効な手段のひとつだと強調します。

広告配信設計のフレームワーク

では、実際にどのように広告を打っていけばよいのでしょうか。

田島氏が顧客の広告配信に携わる際に必ず使っているというフレームワークが紹介されます。

①   だれに
②   どこで
③   なにを

広告配信の設計においては、この順番で考えることがポイントで、「まずは、とにかく『だれに』です」と田島氏。「だれに」はターゲットとする企業の解像度を高めること、つまり顧客企業に対する理解を深めることです。この入口で間違えてしまうとすべてが水の泡になりかねません。

「だれに」が定まったら、次は「どこで」を考えていきます。どこに広告を出すのか、どの媒体を使うのかといった、広告の配信場所に関して田島氏は説明しました。

企業データベース「LBC」を活用した効果的な広告配信

「『①だれに』がはっきり決まったとしても、広告を配信する場所(FacebookやGoogle)で実際どのようにターゲティングすればよいのか?」――この点が広告配信において重要なポイントになると田島氏。

ここで、田島氏からは実際にマイクロアド社で成果のあった方法として、Meta広告への企業データの活用事例があげられました。

マイクロアド社はユーソナーが提供する企業データベース「LBC」を導入しています。LBCは全国820万件に及ぶ、企業の拠点情報が蓄積されており、企業名や企業規模、業種、企業の特徴などさまざまな切り口で企業のリストを作成できます。

そこでマイクロアド社は下記のしくみを構築しました。

①    LBCを使って広告のターゲットとなる企業のリストを作成
②    作成したリストをMeta広告に連携して広告を配信

具体的には、Webサイト来訪者のなかでさらに精緻なセグメントを、LBCを使って作成。またWebサイト未来訪者についてもFacebookのビジネスユーザーに限定したセグメントを同様に作成して広告を配信する形です。

この「企業データをMeta広告へ活用するしくみ」の効果として、田島氏はマイクロアド社の実績を紹介します。比較したセグメントは下記のとおりです。

セグメント1:Metaの詳細ターゲット設定で「マーケティング関連に興味関心があるユーザー」
セグメント2:LBCを使って「Tier上位企業を指定した企業データ×類似拡張5%」

その結果…

  • セグメント1

    •  有効リードCPA:7,498円

    • 無効リード含有率:24%

  • セグメント2

    • 有効リードCPA:6,104円

    • 無効リード含有率:16%

リード獲得単価(CPA)が18.6%改善され、無効リード含有率(本来ターゲットとしていないリードの割合)も8ポイント改善されています。

こうした数値から、広告配信においてはターゲットを明確にしたうえでの精緻なセグメント作成がリード獲得の費用対効果を向上させるポイントといえます。
マイクロアド社はこのしくみを自社だけでなく顧客企業の支援にも活用していると田島氏は話しました。

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございました!

今回の記事では、株式会社マイクロアド 田島氏による『「事業成長のカギ」新規顧客を創出するための企業データ×広告の活用法』の講演内容をお届けしました。


田島氏も講演の中でお話されているように、広告配信にもユーソナーの企業データベース「LBC」をご活用いただけます!

「企業データ」というと、企業名や企業規模(従業員数や売上高)、業種などが思い浮かぶ方が多いと思いのではないでしょうか?

実はそれだけではなく、自社に来訪した企業の情報や、特定のキーワードに興味関心がある企業を可視化するといった「インテントデータ」を含む、バラエティ豊かなデータを保有。

これにより、様々な切り口で広告配信ができ、他社との差別化も可能になるのです!

より詳しい情報は、こちらをチェック!

 また、少しでも気になる方は、是非お気軽にお問い合わせください!

 

 

 

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集