白霧
夜、ブログを書いて2時だから寝ようとして、トイレに行ったら、ドアが全開になっていて、洗面所に行く時に覗いてみたら、マメデンだけついて、いない
リビングに飲みかけのお茶とお菓子の袋が開いていた。
玄関への扉が少し開き、トイレは鍵がかかっていない。そして玄関も。開いている。
いなくなったとわかって、XXさんに焦って電話した。
喫煙所にもいない
職員さん呼んでもらって、お祈りしながらダイニングに座っていたら、
本人が帰ってきた。
コンビニに行っていたらしい。
部屋に戻って、寝てみたけど、声がいっぱいする。
翌日聞いたら、人の家の前で叫んでいて、警察も来ていたようだった。
夕方
警報器がなる。
夜寝れなかったので面接の後ぐっすり寝ていた。
すごい音がして、視界も白い。そして甘い匂い。
ドアを開けたら、真っ白な煙が充満していた。
ようやく、火事だと気づく。
緊張して頭が回らない。
スマホと、財布だけ持って、部屋から出る。
向いの部屋のYさんもいたので、一緒に外へ避難した。
キッチンには誰もいないけどすごい煙だ。
何も見えないくらい。
真っ白だった。
外にいたのは、わたしたち2人と、ご近所さんが遠巻きにこちらをみている。
何が起きてるか私もわからなくて、Xさんに電話した。
火元確認してほしいと言われたけど、もう一回入るなんて無理!
誰もいないで煙が出るなんて、おかしいでしょう。
そして他の2人がいるはずだという。
こんなに煙出て警報器もずうっとなり続けているのに、出てこないわけがない。
いないのだと思った。
すぐ来てもらって、中を確認してもらう。
上に2人いたらしい。1人は部屋に。
今回の犯人。
もう1人は犯人から話を聞いていたので逃げなかったんだろうか。
xさんが聞いたところによると、さつまいもを温めたらしい。
さつまいもで、いったい何をしたらこんな火事未遂になるんだ??
ていうか思い出したけど、以前も警報器なって甘い匂いがして、でも誰もいないっていう時があった。
え???芋??ていうか犯人は一切部屋から出ず、説明も、謝罪もない。
家にみんなで戻るけど、煙が喉にささる。
咳が止まらないし不安なので外出することにした。
夜、部屋に戻る。
家中の窓という窓を開放して、だいぶ匂いは薄まっていた。
いつもの時間に、あの子がキッチンに降りてきて、食事をして洗い物をして戻っていく。
お茶を飲もうと部屋を出ると、また匂う。
甘い、あの匂いが。
え??さっきの今で??もしかしてやったのか???
真相はわからない。
恐怖で視界が白くちらつく感じがしている。
鼻もまだ焦げた甘い匂いがこびりついている。
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