牛清数也

牛清数也は川辺で見つけることができ、ラーメンを奢ると捕獲できる確率が上がります。

牛清数也

牛清数也は川辺で見つけることができ、ラーメンを奢ると捕獲できる確率が上がります。

最近の記事

  • 固定された記事

ゆる短編 このゲームはクリアできません

    • 7月記

       2024年の7月は色々とありました。 なので、まあ記録しておこうかなと思います。 コンプライアンスなどの関係で、仕事とかの事はあまり記載してないです。   7月1日、2日 仕事  まず今月は、デバッグの案件から始まりました。 先月から引き続いた感じなので、結構へとへとの状態でしたね。 7月4日、18日 『テトラボ』に参加  その次は4日と18日に『テトラボ』に参加させていただきました。 毎週木曜日にやっている大喜利の会ですね。 大会が控えているので、最近は大会ルー

      •  形を変えながら揺れる煙を見つめていた。 白い線が、白い天井に吸われるように消えていく。 音のない静かな時間。 蚊も羽虫も音もなく落ちていく。 煙の臭いも、服に肌に、沁みついていく。 煙をくゆらせたまま目を閉じる。 瞼の向こうでは今も煙は揺れているのだろう。 やがて、自分は眠りに就いた。

        • イマジナリーおばあちゃんの縁側

           たぶん、このノートを読んでいる人の何割かが、自分とはかかわったことのない第三のおばあちゃんを脳裏に浮かべることがあるんじゃないだろうか。 日本家屋に住み、縁側で茶をすすり、のんびりと過ごしている。  たぶんぬか漬けを漬けている。 畳からは井草の香りがして、蚊取り線香の匂いが遠くから漂ってくるような。  昼間だというのに、白い布団の上に横たわって、縁側でぼーっとしているおばあちゃんを眺める。 時の流れがいつもよりもゆっくりに感じる。  空を流れる雲ものんびりとしていて、

        • 固定された記事

        ゆる短編 このゲームはクリアできません

          日記 大喜利に参加してきました。オオギリバッティングセンター2024年5月31日

          5月31日  そうだ。大喜利をしよう。 今年になってから大喜利のYoutubeなどを見るようになり、やりたいと思っていた。好機は今。  大阪で行われる大喜利のイベントを探す。 出てきたのはなんかすごい大会(6月2日の今日開催されるやつ) さすがに未経験でこういった場に突然参加するのもよくないかと思い、別の所も探してみた。  ネット配信が行われていて雰囲気が分かり、当日飛び入りで大丈夫&予め行くと言っていてもキャンセルOKという優しい参加条件のイベントのオオギリバッティング

          日記 大喜利に参加してきました。オオギリバッティングセンター2024年5月31日

          ゆる短編 カロリー大富豪開催!!

          「カロリー大富豪をしよう」 「ふっ……ついにこの時が来たか」 「ヒャッハァ! 待ってたぜェ!!」 「カロリー大富豪って何!?」 「ルールは簡単。ここ1週間で食べたメシのレシートで前の奴が出したレシートよりメシのカロリーが高いのを出さなければならない」 「7枚のレシートで始めて、最初に全部出し切ったやつの勝ちだ」 「ヒーハー! だが油断しちゃあいけねぇ、同じ食べ物が記載されたレシートが4枚出された瞬間……このゲームは化けるゥ!」 「ば、化ける……?」 「ああ、例えば、それぞ

          ゆる短編 カロリー大富豪開催!!

          数字の感情を見たことがない。

          9が泣いているところも。 8が怒っているところも。 7が笑っているところも。 風評被害にあっているときの6はどんな表情をしていた? あなたは誤解だなんて笑うかもしれない。 わたしはそれでも 数字の人らしい所を見たことがない。 なにを言っているか分からないかもしれない。 ですが一応気を付けて頂きたい。 いずれ、イノチ取りになるのでは無いでしょうか。

          数字の感情を見たことがない。

          短編 迷彼我

           行くあてもなく、車を走らせ続けている。 なぜ、自分は生まれてきたのかと考えていた。  今日、仕事をクビになった。  毎日毎日、死ぬために生きているだろうかと自問自答しながら通った会社だ。 むしろ、ちょうど良かったのかもしれない。 働いている間は、機械のように仕事に徹するのが良いと考えていた。 それが社会の歯車たる一員のつとめであると信じてやまなかった。 それがどうだろうか。 自分という歯車が居なくても社会どころか、世界は回っている。 自分は必要か? と自問自答したのなら

          短編 迷彼我

          夜の喫茶店でコーヒーをかき混ぜる。

          夜遅くまで営業している喫茶店は非常にありがたい存在だ。 仕方のない事情で一時期は閉まっていた店も多かったが、最近は開いている店が戻ってきた。 夜に温かい光に包まれる店内。 温かい食事、すっきりとするアイスコーヒー。 コピー用紙を広げて、話を考える。 アナログで手を動かすこの時間が好きだ。 言葉を並べていく。 自分の世界に没頭できる。 話以外何も考えなくていい時間。 ソファに深く腰かけて息をつく。 窓の外を見ると、夜の闇。 街灯、走る光。 スマートフォンにセリフのよ

          夜の喫茶店でコーヒーをかき混ぜる。

          変な食べ方で好きな食べ物。

          変だという自覚はある。 それでも好きな食べ物もある。 冷めた牛丼、つゆだく並盛。 いっそ冷蔵庫に入れて、冷えたのがいい。 ファーストフードの冷めたポテト。 シャクシャクの食感はなぜか家で再現できない。 つぶしたあんぱん。 味は変わらないはずなのに、潰すのと潰さないのでは大きな違いがある。 ワインに漬けたグミ。 ジャガイモのスナック菓子をお湯でふやかしたやつ。 人に試してみてほしいとは言えない、たぶん人には合わないとは思う そんな、変な食べ方。 どうだろうか。 あなた

          変な食べ方で好きな食べ物。

          真夜中に缶コーヒーを飲む。

          公園で一人、真夜中は静かなようでいて騒がしい。 街灯の光、車、空の音。 夜は静寂が抱きしめてくれるわけではない。 ただ、この時間の風は嫌いじゃないといつも考えていた。 燻ってコンビニでエナジードリンクを買いに行く夜も 自転車に乗って料理を配達するような夜も 話に詰まって駄菓子を買って坂の下の町を見た夜も 今は、どうだろうか。 コンビニで買った缶コーヒーを一口。 ささやかな香りが鼻から抜けていく。 今も嫌いじゃないんだろうなと、そう思う。 昼は僕らには騒がしすぎるのだ

          真夜中に缶コーヒーを飲む。