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政治|世論調査で「アレ」を聞くべき理由
突然ですが、次のような出来事があった時、あなたはどう思うだろうか。
よくある会議での議論
会社の企画会議で、あるプロジェクトについて、2人の提案者が出した、2つの案、A案かB案のどちらにするのかの議論になった。
会議には、その2人以外に10人程度の出席者がいて、3人はA案に賛成の意見を、B案については1人だけが賛成の意見を示した。他にだれも意見しなかったのでA案で決まった。
その後A案で進めたところ大失敗。社を揺るがすような損失を生じた
その時、どちらにも意見しなかった社員が「俺も会議に出てたけど、Aはあり得ないと思ったよ。こうなるのは分かっていた」と周りに言いふらしていた。
いかがでしょう。ぼくはこの社員は無責任だし、最低だと思う。
これを政治で考えると
国政も同じだと思うのだ。
選挙に行っていないのに、政治に意見する人は、無責任だと思う。
だから、世論調査で、内閣を支持、不支持の割合が出てはいるのだけど、そもそもこの回答した人うちどのくらいの人が選挙に行ったのかを知りたいと思う。
つまり世論調査で「投票に行ったかどうか」を聞いて欲しいのだ。
選挙に行ってなければ「意見する資格はい」と言うつもりはない。
だけど、選挙に行っていない人の意見は「意見を出さなかった人の意見」としてみる必要があると思う。
大変な用事があって選挙に行けなかった人がいるかもしれない。でも、期日投票の制度もあるし、世論調査には回答する時間があるわけだし、さすがにそこまでの人はほとんどいないと思う。
選挙に「行かない意味」はあるのか
選挙に行かないことに意味があると思っている人もいるかもしれない。
ぼくの親しい友人も、政治のことをたくさん話すので、ぼくから「ほんとに、選挙に行かない人の気持ちがわからないよね」と言うと「いや、実はぼくは行ってなくて」と返してきて驚いたことがある。その理由は「政治に絶望している意思表示になるかなと思って」と言うことだった。
でも、申し訳ないけどそれは絶対に違うと思う。
もし本当に意思表示をしたいなら白票を投じるべきだ。
選挙に行かないといけない理由
なぜなら、残念ながら、政治は選挙に参加した人のためだけに回るから。
年代別の投票率を見れば分かるが、今、投票率は高齢者が高くて、世代が若くなるほど低い。
だから、高齢者に有利な政策ばかり進んでいく。
もちろん、資産を持っていない老人は守ってあげる必要はあるけど、僕らの将来を考えれば、たくさん資産があって、年金をもらっている人は、保険料、医療費の負担やもっといえば、年金の減額も含め検討が必要な時期に来ている。
でも若者の投票率が低い仲、そんな政策通るわけがない。
だから僕たちは投票に行かないといけない。
わからなければ、白票を投じればいいのだ。
noteは若い人がたくさん読んでいると思う。
どうか、次の国政選挙には必ず投票に行って欲しい。