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おもしろすぎて周回プレイしたRPG

振り返ってみたら8タイトルありました。
アクションRPGと周回プレイを前提としたものは除外しました。
それでは紹介していきたいと思います。



FINAL FANTASY XII

Playstation2 / Playstation4 / Nintendo Switch / Xbox One / Steam

前作『FINAL FANTASY XI』で多人数同時参加型オンラインRPG、MMORPGの魅力を叩き込まれた後に登場した本作。
MMORPGをオフラインでじっくり遊べるといったようなゲーム構造になっており、自由度、没入感の高さにのめり込みました。
広大なマップやシームレスバトルが臨場感たっぷりでいいんですよね。歩いていて楽しい、というのはRPGの重要な要素だと僕は考えています。
2017年発売のリマスター版『FINAL FANTASY XII THE ZODIAC AGE』のクオリティが抜群に素晴らしく、周回プレイ数は自己最多の3周に。
2023年現在でも時々やりたくなります。FINAL FANTASYシリーズで一番好きなタイトルです。


FINAL FANTASY X-2

Playstation2 / Playstation3 / Playstation4 / Playstation Vita / Nintendo Switch / Xbox One / Steam

映画『チャーリーズ・エンジェル』とFINAL FANTASYを融合させたような、コメディタッチで異色のナンバリングタイトル。
ユウナ、リュック、パインという女性キャラクター三人がチームを組んで、ドタバタと世界各地を飛び回る物語です。
この三人が三者三様で、絶妙なトライアングルを描いているのがいいんですよね。
前作『FINAL FANTASY X』も素晴らしい作品ですが、個人的には熱中度の高さでこちらに軍配が上がります。
FINAL FANTASYシリーズで一番好きなキャラクターであるリュックがフィーチャーされているところも重要なポイント。いつだって元気をもらえます。


FINAL FANTASY VIII

Playstation / Playstation4 / Nintendo Switch / Xbox One / Steam / iOS / Android

青春群像劇が大好きで、それをFINAL FANTASYがやってしまったのだから、心に刺さらないはずがありません。
FINAL FANTASYの世界で学校に通う、という時点でもう楽しくなってしまいます。
本作の魅力は10代特有の幼さ、脆さ、迷い、この辺りが凝縮されているところではないかと思います。
仲間が全員同世代であるにも関わらず、個性的で一人一人の人物像が立っていて、まさに「みんなちがって、みんないい」といったところ。
ウィットに富んだ掛け合い、緻密な伏線と回収、美しい主題歌ーー。まるで大作映画のような余韻、そしてロスが待っています。


クロノ・クロス

Playstation / Playstation4 / Nintendo Switch / Xbox One / Steam

考察を禁じ得ない難解で重厚な世界設定とシナリオ、それでいてポップな空気感を両立しているところが素晴らしいです。
少し難しすぎるかな、と思う部分もありますが、ストーリーが秀逸なRPGといえば真っ先に浮かぶのが本作です。
ふたつの平行世界を行き来する横軸を主題に起きつつ、前作『クロノ・トリガー』の過去、現在、未来の縦軸を忍ばせているロジックは圧巻。
仲間にできるキャラクターはなんと総勢44名。『幻想水滸伝II』には劣りますが、道のりによってどうなるかわからないところが運命的でいいですね。
光田康典氏の素敵な音楽を楽しめる点も外せません。


魔界塔士Sa・Ga

Game Boy / WonderSwan / Nintendo Switch / Steam / iOS / Android

容量が少なく、電池駆動であるゲームボーイのRPG(本作登場以前は不可能と思われていた)ということで、シンプル且つ洗練された作品。
とはいえ、回数制限のある武器、倒したモンスターの肉を食べて変化する仲間、ラスボスを一撃で倒せる等、尖った設定のRPGでもあります。
世界が塔の内部で完結しており、閉鎖的で殺伐とした雰囲気がたまらなくいいんですよね。
クライマックスが最高で、どんでん返しの展開を経て、「これも いきもののサガか・・・・」という名台詞を生んだラスボスのスピーチ。
何度体験してもいいものです。


ドラゴンエイジ:インクイジション

Playstation3 / Playstation4 / Nintendo Switch / Xbox 360 / Xbox One / Steam

ドラゴンエイジシリーズの3作目に当たる本作は、ゲーム・オブ・ザ・イヤーを獲得した名作……なのですが、日本では隠れた名作になるかと思います。
原因は不完全なローカライズにあると僕は踏んでいますが、英語のボイスはキャラクターの出身国によって訛りを変えるほどのこだわりよう。
『FINAL FANTASY XII』同様、MMORPGをオフラインに落とし込んだようなゲーム構造ですが、こちらはより顕著です。
戦闘にタンク、アタッカーの概念があったり、素材を集めて武具を作成、強化する要素があったり、無限と思わせるサブクエストがあったりーー。
やめ時を見つけるのが難しい、強い中毒性を持ったRPGです。


Zill O'll

Playstation / Playstation2 / Playstation Portable

信長の野望シリーズを筆頭に、歴史ものを数多く世に出しているコーエーテクモゲームスの"らしさ"が光る正統派ファンタジーのRPG。
フリーシナリオなのですが、自分の手で歴史を変え、そして紡いでいく重圧を体感することができる作り込みはさすが。
ゲーム全体を通してシリアスな空気、あるいは悲壮感が漂っており、独特の雰囲気を持っています。
戦闘バランスが大味という欠点はあるものの、めくるめくヒューマンドラマに釘付けにされてしまうのです。


エメラルドドラゴン

PC Engine / SUPER Famicom

勧善懲悪の王道RPGーーですが、「アニメ×RPG」という特色がある本作。
今でこそテイルズシリーズやペルソナシリーズがありますが、まだそれらが誕生していない時代、RPGにアニメパートが入っているのは衝撃的でした。
声優陣も豪華で見応えがあるんですよね。
ストーリー重視で自由度はありませんが、多種多様なゲームが出てくる中、帰郷するような安心感のある作品です。
PCエンジン、スーパーファミコンのソフトなので、もうプレイできないのが悲しいところですね。


以上となります。
周回プレイの動機は様々ですが、共通事項は「夢中になれること」。
次はどんなワクワクが待っているのでしょう。


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