水遊びで気を付けたいこと(『子どもとの暮らし』令和6年7月号)
こんにちは!
梅雨に入って、一気にジメッとしてきましたね・・・気温も一気に上昇し、不快指数がうなぎのぼりの今日この頃です(><)
こんなに暑くなってくると、川や海などで遊びたくなる方々もいらっしゃるかと思いますが、当然ながら気を付けておかないといけない点も多々あります。
今回は、川や海で遊ぶ際に気を付けていただきたいことをネタにしています。危ないから遊ばないのではなく、危険を正しく把握し、きちんと対策をとってしっかり遊んでいただければと思います!
それでは、ご覧ください!(^^)
***** テキストver.です!*****
『子どもとの暮らし』令和6年7月号
水遊びで気を付けたいこと
〇はじめに・・・水の事故は川と海がほとんど!
夏も暑くなってくると、海や川での水遊びが楽しいですよね♪ただ、危険な点も当然ありますので、しっかり理解したうえで、楽しく遊びたいものです!(^^)
水の事故の発生場所としては、統計を中学生以下に限定した場合だと、死亡・行方不明事故のなんと約65%は川で発生しており、ダントツなんです!次いで、海が約18%となるので、この2つだけで、合わせて80%を超えるのです。
ですので、今回は「川」と「海」に絞って、注意点をご紹介したいと思います!
〇川での遊び
そもそも、川という場所は、安全な場所ではなく、危険な場所であると認識してください。
水辺では基本的に、ライフジャケットは必須だと思ってください!川の流れは複雑ですし、流れによる動水圧、気泡を含んだホワイトウォーター(浮力が少なくなります)の影響も絡んで、ただ浮くことでさえできない場所が点在します。
川の事故では、その9割は単純溺水と言われ、裏を返せば、浮きさえできればかなりの命が助かる可能性があります。特に大人の方々、「昔はそんなもの・・・」なんて言い訳は、通用しませんよ!
大人と一緒に行くというのは、問答無用の大前提です。そして、大人は絶対に気を抜かないでください。統計では、大人が周りにいる場合でも、事故の半分で「気づかなかった」と言っていることが分かっています。子どもは静かに溺れる(本能的溺水反応)傾向がありますので、気を引き締めてください!
その上で、水につかる深さは最大でもひざ下までに留めることや、裸足は避け、マリンシューズを履くなどして、滑りやケガに備えること・・・そういったところに気を払っていただければと思います。
〇海での遊び
海は、時間的な潮の満ち引きや、海風の影響を受けたりします。川とはまた違った気象条件によって、状態が変わりますので、しっかりと事前準備・情報収集をしたうえで海に行きましょう。
泳ぐ場合、海水浴場には万一のためのライフセーバーが、いる場所といない場所(また、時間帯)がありますので、そういった点もぜひ考慮してくださいね!
また、海には危険な生物もたくさんいます。クラゲ類をはじめ、ヒョウモンダコやゴンズイなど・・・多種多様な危険生物がいます。子どもは好奇心の塊なので、こういったものにすぐ手を出そうとしてしまいますので、あらかじめ「知らないものは、絶対触っちゃダメ!」と、教えておきましょうね!
〇参考になるサイト
ここまで書きましたが、当然、書ききれません…(苦笑)
参考になるサイトは数ありますが、中でも見やすいものを厳選しました!2つご紹介したいと思います。
ご覧いただきありがとうございました!
また来月もお楽しみに!
文: 防災士/保育士/応急手当普及員
牛尾崇彦
*****↓ 画像ver.です!*****
*****↓ PDFver.です! 印刷される方は、どうぞ!*****
***** 『子どもとの暮らし』 おわり *****
#海
#川
#水難
#海難
#事故
#溺水
#窒息
#子ども
#育児
#保育
#防災
#みんなの防災ガイド
#人生は夢だらけ
①コラム『子どもとの暮らし』や、防災や安全、応急手当などの記事はココをご覧ください♪
https://note.com/ushiotakahiko/m/m0eb6f7988649
②コラム『子どもとの暮らし』のインスタ版はコチラで♪
https://www.instagram.com/p/C8Y1bbBvGaz/?img_index=1
③趣味の家庭菜園や、兼業農家のアレコレについてはコチラで♪
https://note.com/ushiotakahiko/m/m97f995cc0697
・・・ お知らせ おわり ・・・