嫌われたら「記憶抹殺の刑」😱☀️ - 古代ローマの皇帝たち
「死後もたくさんの人々の記憶に残り続けることが人生の成功の決め手」
これは、帝政時代の古代ローマ皇帝たちの理想。
皇帝たちは 在位中に名をあげることに熱心。
成功すると、自分の権力を誇示する建物を建設。
例えば 生前の評判が良かった10代皇帝ティトゥス。
ユダヤ戦争で大勝利。
エルサレム陥落の手柄で、死後 元老院と市民から贈られた「ティトゥスの凱旋門」が、フォロ・ロマーノの中に🙂
「ティトゥスの凱旋門」は、81年建造。
ティトゥス帝の勝利のエピソードを示す浮き彫りで飾られてます。
一方 生前 恐怖政治で元老院から憎まれたドミティアス帝。
死後 「記憶抹殺の刑」という手厳しい報復が。
ドミティアス帝の名前が残る全ての建物を破壊😩
フォロ・ロマーノには、ドミティアスにまつわる建物は、何も残っていないということ。
この上なく不名誉。
ドミティアスは草場の陰から悔しがっているのでしょうか??