ナイロビでのゴルフ体験
- ケニアのゴルフ場の注意点、特徴などについて紹介します。
1.ロイヤル ナイロビ ゴルフ クラブへ
(1)ゴルフ場へのアクセス
ロイヤルナイロビゴルフクラブはナイロビ中心部から程近い場所にあります。
車でアクセスすると、メンバーとゲストの2つのゲートがあります。
ゲストゲートの手前で車を停止すると、係の人から登録帳を渡されるので、名前、電話番号、パスポート番号を記載するとゲートを開けてくれます。
(2)受け付け
車からゴルフクラブを降ろすとキャディーさんが運んでくれます。
駐車場からすぐのところに受け付けをする建物があります。
プレー料金は現金での支払いが出来ません。それだけ電子マネーが浸透しているということです。クレジットカードでも支払うことができます。
プレー料金は18ホール6000ケニアシリング。1月17日のレート(1ケニアシリング=0.92円)で換算すると5,520円になります。
クラブのレンタルもあります。1000~1500ケニアシリングです。
受け付けが終わると早速プレーです。
一番ホールに移動して、支払った際に受け取ったレシートを一番ホールの横にある小屋のスタッフに渡して、スタートします。
2.ケニアのゴルフ場
(1)ティーグランドでの注意点
スタートホールのティーグランドに立ちました。
ホール番号、コースの全体図、ヤード数と日本でのお馴染みの情報がキチンとありました。
注意して立て看板を見ると、プラスチックティーの使用が禁止されていることに気づきます。違反者は罰金2000ケニアシリング(1,840円)です。
ケニアでは、このような環境への配慮が当たり前に取り組まれている点が素晴らしいです。スーパーに買い物に行ってもビニール袋はどこにもありません。
ティーマーカーはケニアらしく動物が使われています。
ティーを抜くと写真のように土が付着します。
ケニアの土は粘着力のある赤土なので、このように土が付着します。
毎回、芝で土を拭き取っていました。
(2)日本のゴルフ場と違う点 ~歩道~
カートはありませんので、歩いてラウンドします。
驚いたのが、写真のようにコースの真ん中に歩道が設置されている点です。
日本では見たことがありませんね。なぜなのか理由はわかりません。
(3)日本のゴルフ場と違う点 ~アリの巣~
歩いて移動するとコース上に無数の土の山を発見することができます。
良く見るとシロアリの巣です。ゴルフボールが入る大きさくらい穴を広げています。ケニアの土だから出来る形ですね。
(3)日本のゴルフ場と違う点 ~植物~
日本では見かけない植物が多数あります。
普段、治安が悪く外を出歩けないため、ゴルフコースを歩きながら初めて目にする植物を眺めるだけでも楽しいです。
(3)日本のゴルフ場と違う点 ~動物~
動物や昆虫も初めてみるものばかりです。
鳥は色々な種類が多く、色々なさえずりが聞こえて楽しいです。
写真左下は巨大なナメクジなのですが、キャディーの話しではこれを食べるそうです。
3.ナイロビでゴルフをプレーした感想
ロイヤルナイロビゴルフクラブは、1906年設立と100年以上の歴史があります。つまり、イギリスの植民地時代に作られたゴルフクラブです。
そのため、距離は7000ヤード越えと日本のコースの平均(6200ヤード)と比較するとかなり長いです。
標高が1600mあるため、ボールが飛びそうな気がしますが、よくわかりませんでした。息切れします。。。
雨季は終わったはずですが、まだ結構雨が降ります。水はけが悪く、フェアウェイも水浸しで靴はびちゃびちゃ、ラウンド後は足の指がふやけてました。
日本とは全く異なる自然に触れながらのゴルフは非常に楽しく、普段、外を出歩けないので、良い運動になります。
ケニアはキリスト教が多い(日曜日に教会に礼拝する)ためか、日曜日のゴルフ場は非常に空いています。予約なしで全然大丈夫でした。