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夢日記946 ~ 遅れてすみません ~

 私は、3名の知人といっしょに、飲食店で食事をすることになった。コロナ禍の飲食ということで、私は非常に気を遣って、入店すること自体にドキドキしていた。
 約束の時間よりも早く店に来た私は、店の入口を入ったところで、屋内履きに履き替えて待つように店員から言われた。そこで、私は時間つぶしもかねて、必要以上にゆっくりと靴をぬぎ、ゆっくりと屋内履きに履き替えた。そのままボンヤリしていたところ、店員から「左側の奥のほうです」と言われた。どうやら、私よりも先に、仲間の誰かが来ていたらしい。私は言われるがままに、左側の奥に進んでいった。すると、私以外の3名が、みな席についていた。しかも、彼らはみな絶望したかのようにうつむいて、無言でダルそうにしていた。
 私は、来るのが遅くなって申しわけないことをしたという思いでいっぱいになり、「すみません、遅くなりました」と言いながら合流した。すると、彼らはダルそうに顔を上げた。そして、そのうちのひとりが、私に「ごはんを追加しておきましたよ」と言ってきた。私は「ありがとうございます」と答えたが、その店は寿司屋だったため、「ごはんを追加した」ということばの意味が私にはサッパリわからなかった。
                            < 完 >

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