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パティシエ・辻口シェフが大好きな33歳が誕生日に買ってもらったケーキ四品


私はパティシエ・辻口シェフが大好きだ。
どれくらい好きかというと、アムール・デュ・ショコラで辻口シェフに会うたび感動して号泣するくらいには好きだ。毎回泣いているのでそろそろ泣き止んでもいいんじゃないかと自分でも思う。
サインをもらって、握手してもらって、一緒に写真を撮ってもらえる素晴らしいイベントアムール・デュ・ショコラに、今年は諸事情あって行けなかった。来年こそは、と意気込んでいる。


私が辻口シェフを知ったきっかけは、リプトンのペットボトルについていたストラップだった。
フェイクスイーツなのにその美しいケーキたちに、私はいつか必ずセラヴィを食べるのだと心に決めていた。
その後、名古屋にフォルテシモアッシュがオープン。
いつになったらモンサンクレールに行けるか検討もつかなかった私にとって、この時ほど「名古屋に住んでてよかった」と感謝したことはない。

以来、私は誕生日にフォルテシモアッシュのケーキを食べている。
もちろん誕生日でなくても食べるのだが。


今年食べたケーキがこの四品。


セラヴィ

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はい、最推し。

私はこのケーキばかり食べている。
リプトンのおまけでその姿を見て、長年「どんな味なのだろう」と期待していたのだが、これはもう神の食べ物だった。
美しい色合いと、中に詰め込まれた圧倒される世界感。
六角形ではなく丸型になったが、美しさは健在。
死ぬまでに一度は食べてほしい。これを知らずに死ぬなんて悲しすぎる。
私が死んだら墓にはセラヴィを供えてくれ。


Lovi‘n

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あまおうが濃厚。苺の暴力的おいしさ。
それでいてルビーチョコらしさもきちんと感じられる。
タルト部分のざくざく感がそれらを引き立てていて、たぶん苺好きの人なら意識が飛ぶ。
見た目も愛らしいし、異世界の王女かなって思う。
あまおうの国の姫。


ジュピター

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なぜ自立しているのかわからないほどなめらかなチョコレートケーキ。
もはや飲み物。
なんでカップに収まってるんでしょうか。
果実とチョコが合わさりすぎていて凶器。
つやつやすぎて写真を撮ろうとすると顔が写りこむ。


YuZu

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新しい世界が見えた。ここは日本ですか。大丈夫ですか。
層によって味が違うが、計算され尽くした味のバランス。
柚子の香り豊かな、かつ栗は控えめでありつつ香ばしい。
ちょっと層を崩してそれぞれで食べると、それだけでケーキが成立している。
人が理解できる情報量じゃない。


旦那さんとも言っていたが、人はあまりにもおいしいと考えることができなくなる。
ただひたすら「おいしい」とだけ考えられるが、そのほかのことは考えられなくなる。
そんななかで四つのケーキを紹介できた私は自分を褒めたい。

とにかく、おいしいのだ。

いわゆる「語彙力が迷子」という状況だ。


表現できるおいしさを超えているので、ぜひ全世界の人に食べてもらいたい。

私は今回旦那さんに「世界中の人が辻口シェフのケーキを食べたら戦争はなくなる」と言ったのだが、旦那さんからは「いや、これを求めて戦争がおきる」と返され、納得してしまった。

どうか戦争が起こらないことを祈る。

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