【漫画】『枕草子』ってどんな話? ー 雪山の賭けと定子の復帰 ー
内裏を退出してから1年後、中宮職の御曹司に住むこととなった定子。
中宮職の御曹司というのは中宮に関わる公務を司る役所のことで、内裏の外・大内裏の内にありました。長徳の変で髪を落とした定子は、倫理的・政治宗教的な理由で内裏に戻ることが許されず、不安定な立場に置かれます。
史実では夫である一条天皇も定子のもとに通うことはなかったようで…公卿たちから厳しい批判があったのでしょう。
しかしそのような中でも定子サロンは華やかさ保ちつづけ、ある”賭け“を始めました。その様子を描いた「