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中学受験 進学塾と個別指導塾の費用

受講費についても2022年2月現在の金額感を記載しておきますが、受講費で塾を決めるのは最終的な判断として頂きたいという思いがあるので、各塾の費用感については各塾の紹介文の後に記載します。

今回私が、個別指導塾に限って記事を掲載する理由として、小6からの受験の場合は大手進学塾はほぼ受け取ってくれないためです。
通常、中学受験は小4の終わりから通塾します。でないと4科目受験の試験で必要な知識を吸収する時間が足りないからです。
進学塾にとって合格率は営業する上で重要な要素。
上位校に合格する可能性の低い、スタートが遅い子どもを受け入れる事は、進学塾側の利点があまりないのです。そのため、我が家も遠回りに断られました。(苦笑)

小4から集団進学塾に通う場合の総額は、こちらのHPがシミュレーション例が出ていて良かったのでご参考になさってください。
▶スタスタ https://studystudio.jp/contents/archives/48642
小4から通塾の場合、300万~360万程度の費用がかかるようです。
多くは講習会(冬季講習や夏季講習)での費用が大きいかと思われます。
講習会に出なければ抑えられるかも?と考えてしまうかもしれませんが、講習会に出てる子が殆どのため、いくら最初は抑えようと思っても参加する事が自然になります。(そして何より、通常授業だけでは間に合わないと感じる)

尚、小6から個別指導塾(1対1、1対2)の場合の総額は約150万~200万ほどです。(家庭教師の場合は300万以上になるでしょう)
小4からの費用を考えると大分抑えられている印象ですが、子どもにとってはいきなりの負荷であるため、費用以外でのフォローやサポートは必要ですし志望校に合格しない可能性の高さがあるため、リスクを取っても勝負する覚悟が必要になるでしょう。

この費用を出しても中学受験をさせようと思ったのは、この先の人生でのコスパを考えたらはるかに安く済むからと考えたからです。
高校受験の場合、中学校の内申点の問題、受験科目の増加、応用問題の多彩さからより勉強にかける費用は高くなります。自主的に勉強する子であれば家庭学習やそんなに費用をかけずに学力を上げる事は可能かもしれませんが、そうでない子どもには難しいと思います。
少なくとも小学校の基礎レベルの勉強に興味が持てない子が、中学生になって急激に勉強に目覚めるだろうという期待は持てませんでした。

勉強に苦手意識を持っている子どもこそ、あまり多くの科目の勉強をしなくても済む中学受験が適していると考えています。

-----余談

我が家も中学受験を考えていた小4の時期に、子どもが芸事の方に興味を持ったためそちらに時間と費用を優先しました。
コロナの関係で後手後手になってしまったのですが、おかげで一区切りをつける事が出来、本人も満足のいく結果となったため、最終決断のこの時期に中学受験の覚悟を決めました。
そしてなにより、中学受験や神奈川県の高校進学事情に詳しい友人から勧められたことが大きい要因です。

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