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夢だった外資系本社勤務が急にどうでもよくなった

千年の恋も一瞬で冷める。
イケメンは3日で飽きる。

って本当だと、

高校時代イケメン爽やかスポーツ青年な彼氏が、
激ダサ私服でクリスマスデートに登場し、
ショッキングピンク派手模様+
軍手三枚重ねの使用感+
ヒモで両手繋がれてる系

圧倒的子供用手袋
クリスマスプレゼントにくれた時に気づいたわけだが、

つくづく人間は理想と現実の無限ループの中で
生きてると思う。

もちろん、
仕事・キャリアも例外ではなく、

年末年始ちょうど理想の山から現実の谷に落ちていたのを周りの優しき人々に救われたので、

今日はもう一度、理想の山に登り始めた
この気持ちを書き留めたくて、

とりとめもない、

ちょっとグローバルかぶれな外資系OL
キャリアの徒然をnoteの世界に解き放つことにした。

『真のグローバルビジネスパーソン』になりたかった

このタイトルを見ただけで同期や社内の人に
身元がバレるんじゃないかと思うくらい、

就活及び入社時は
真のグローバルビジネスパーソン」になりたいと自己紹介で連呼していたわたくし。

意識高い系ぷんぷんのフレーズではあるが、

大真面目に、
あの日本人」ではなく、
〇〇さん」と、

一個人としてグローバルな環境下で認識されて、
国のラベルなしに一緒に働きたいと思ってもらえるビジネスパーソンになりたかった。

※個人のイメージ見解です。

だからこそ、
『海外出張も好きなだけ行かせてあげる!』と
言ってくれた日本to海外な内資系の企業ではダメで、どうしても外資系でどこまで個人として認められるか試してみたくて、
(今となっては内資系でもよかった気もするが)

それを軸にキャリアを走り抜けてきた。

理想の山と現実の谷

ここで冒頭の理想の山現実の谷の話に戻る。

これは私が勝手に名付けたもので、

社内のキャリアコンサルタントの方に相談する
機会があって、就活以来の自己分析をした時の
こちらのいわゆる気持ちのアップダウンを表す
チャートに由来する。

理想の山1: 日本法人から海外プロジェクトに食い込む
現実の谷1: 外資でも日本法人は日本文化だと実感する人間関係のこじれ(本社転籍願望強まる)
理想の山2: 本社転籍成功
現実の谷2: 組織改変とコロナ渡航不可でポジション剥奪
理想の山3: 正式な越境リモートワーカー

これを見ると私は常に、
目指す方向(=理想の山)は最初すごく輝いていて、
現実を突きつけられて谷に落ちて
また新しい山を登るということを繰り返していたようで。

とはいえ、理想の山3の越境リモートワーカーの今に至るまで『真のグローバルワーカー』という
ビジョンの元なんだかんだ順調に前進していた。

ところが、ここにきて年末に突然
「あれ?別に本社勤務どうでもいい(°▽°)」
という自身のビジョンをも揺るがす、谷に落ちたことが自分でも最初は全然意味が分からず。

だって、

  • グローバルでの認知度信頼も上がって

  • マネジメントまでかじらせてもらって

  • 大きめな会議でも発表させてもらえるようになって

本社転籍再チャレンジ申し分ない状況の
何が不満なのだという話である。

憧れが現実になる時

うんうん唸りながら考えてこれは、
良く言えば、自分の目指す
『真のグローバルビジネスパーソン』
になれた達成感

悪く言えば
現地法人である日本よりも素晴らしいと
憧れの念を勝手にモリモリ育てていた本社の、
特にリーダーシップチームに対する憧れが消滅してきたということなのだと思っていて。

結局日本海外リーダーぱんぴー人間で。
すごい人はすごいし、イマイチな人はイマイチ。

『真のグローバルビジネスパーソン』
とか言いつつ、
一番日本vs海外を設けでいたのは自分だったのかもしれないと気づいたのだ。

第二章の幕開け

直感からから行動GO
火がつくと猪突猛進な私なので、年末は、
違うことがやりたすぎて、

『本社との契約途中で打ち切って
日本で別のロールに応募する!』

と大騒ぎをして日本の上司をひとしきり困らせていたが、

心優しき方々に諸々相談し、
せっかくのクリスマス温泉旅行中PC片手
自己分析した結果(ソーリーマイハズバンド)、

密かに興味を持っていた、
PMP (project management professional)の資格をとることにしました。
(ahh宣言してしまった

私の想像する未来では大きく分けて、
テクノロジーをゴリゴリ作る人になるか、
テクノロジーをビジネスに導入・もしくは
テクノロジーを用いたビジネスプロジェクト動かせる人になるか、そんな気がしていて。

異文化・価値観の違い類似性を知るのが大好きな私にとって、
話してる言語が違う(同じ英語・日本語でも)
cross functionalなプロフェッショナル集団を
同じ目的に向けて前に進める
プロジェクトマネジメント本格参入するのは
楽しめるアリなキャリアなんじゃないかなと思ったりするのです。

それに、本社の求人やちょこちょこ社外の求人にてPMPはpre-requisiteとして載っているジョブも意外と多いので、

本社での仕事をやり遂げ、最大限学びつつ、
キャリアチェンジ、幅を広げるキッカケとして
挑戦しようと思っている次第。

年末の面談で日本に帰還すると騒いでいたのに、
年始にはやっぱ一旦帰還やめまーすっていう私に
さすがの上司も「え?!もうやめたの?
となりつつサポート(経費的にも)してくれるようで感謝。ラブ。

(将来自分のような部下がいたら絶対嫌だ)


ということで、2022のキャリア目標は、
11月の本社契約終了までにPMPを取得して、
次のキャリア第二章に移行すること。

海外本社転籍がどうでも良くなったのは、
きっと夢が夢じゃなくなったから。

今年は久しぶりの大吉を引いたので、
この選択を信じて

現実の谷再び落ちるまで、
理想の山登りを楽しみたいと思います。
(落ちたり挫折したら笑ってやってください)


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