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クリエイティブなチーミングのための心理的安全性とメソッド #Xデザイン学校リフレクション Day3 ビジョン・パーパス

※このnoteはXデザイン学校2024年マスターコースの私的なリフレクション(振り返り)を記した記事となります。

クリエイティブなチーミングのための心理的安全性とアプローチ

個々の知識やスキルも重要ですが、最初に取り組むべきはチーミングです。以下の4つのポイントに焦点を当てています。

1.心理的安全性の確保

  • 自分と他者の価値観を理解し合う。

    • 価値観や課題を共有し、チーム全体が把握できるようにする。

  • 心理的安全性を体験できる場を設ける。

    • 少人数からスタートし、徐々にチーム全体に広げていく。

  • 共通のビジョンを持ち、異なる意見や価値観もそのビジョンに向かっての多様性と捉える。

  • 自分自身も大切にし、アサーティブに意見を伝える。自信を持ちながら対等なコミュニケーションを図る。

2.ポジティブな対話を心がける

  • 課題を探るよりも、共感を見つける姿勢を持つ。

  • 自分をネガティブに捉えず、不足を補うために挑戦していると認識する。

  • 反論ではなく提案をベースに進める。

  • 既存の「べき論」から柔軟に発想を転換し、適切な方法を模索する。

3.クリエイティブマインド

  • ビジョンを描きつつ、社会や人々にとって良いことは何かを考える。

  • 曖昧な状況を探求し、楽しむ姿勢を持つ。

  • 「まずやってみる」精神を大切にする。

4.プレイフル・シンキング

  • ワクワクやドキドキを忘れず、すべてを自分で解決するのではなく、他者やモノとのコラボレーションから新しい価値が生まれる可能性を探る。

  • メタ認知を活用し、第三者的視点で見る、紙に書き出す、外部に意見を求めるなどの方法を取り入れる。

  • 課題設定をプレイフルに行い、依頼やタスクを自分の得意なことややりたいことに結びつける。

ビジョン

現代社会の価値観やビジネス環境の変遷を踏まえ、新たなビジネスのための新しいビジョンを創出することが求められます。
ビジョンとは、より良い社会を実現するための「未来のありたい姿」であり、その原動力は「個人の妄想と熱い思い」です。実現に向けたステップとして、社会実験のための体験プロトタイプや、社会実装のための組織デザインが挙げられます。

現代の「三方よし」のフレームワーク

SX(社会によし)EX(企業によし)UX・CX(人によし)

パーパスの創造

パーパスは、企業とステークホルダーが共同で作り上げる船のようなものであり、自組織と社会の探求が重なるところから生まれます。

意味のイノベーション

人間中心設計がインサイド・アウト視点であるのに対し、意味のイノベーションはアウトサイド・インの視点から表現されます。これら両方の視点が必要です。

心理的安全性を考慮したチームビジョンの形成

ペアでのスパーリングを通じて、心理的安全性を確保しながら、個人の思想レベルから意味や価値を探索し、チームビジョンを形成するワークを実践しました。対話の手法として「ラダーダウン」(具体的な要素を掘り下げる)と「ラダーアップ」(概念を広げる)を学びました。

全体を通して

日常生活でも他者との価値観や意見の違いに直面することが多々ありますが、その違いを認めつつ、次の点を心掛けたいと感じました。

  • リスペクトの念を持ち、建設的に解決の糸口を探る。

  • 背景(価値)を理解する。

  • ビジョン(解決したい事)は共通であることを忘れない。

  • アサーティブな姿勢を保ち、忖度や妥協せずにフラットに思考し伝える。

違いや不確実性を楽しめるようになれば、クリエイティブ・マインドやプレイフルな思考がより効果を発揮すると考えます。このメソッドは、Xデザイン学校内外でも実践的なスキルとして活用できそうです。


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