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眼鏡の似合う人になりたい

たった数ヶ月なのに、見る力がガクッと落ちたらしい。

もともと乱視(斜視)もあるのだけど、それがひどくなっているらしい。

5月に作った遠く用(近くも見えるはず)の眼鏡では、夜スマホの画面を見ても、字がぶれて焦点が合わない。

プリズム10を入れた極近く用の眼鏡だとスマホの画面は読めても、1メートル先くらいのテレビの画面の数字が読めない。

他にも、裸眼での生活はもう終わりかなあとしみじみ感じる場面が多々ある。それでもと、悪あがきをして、眼鏡屋さんで視力検査をしてもらった。

「眼鏡は作り変えた方がいいですし、乱視も進んでいるので、プリズムも入れた中近用の眼鏡が必要です」

と言われてしまった。

なんというか、、、地味に、いや盛大に悔しくて、さみしい。

3歳から眼鏡をかけて育ち、大学生頃に視力がやっと安定したので、今日まで裸眼での生活を謳歌できた。

眼鏡をかけている子供なんて、今ではそう珍しくないけど、私の子どもの頃は違った。

私は遠視だから、必然的に眼鏡は凸レンズになり、目は実際よりも大きく見える。「メガネザル」とからかわれた。

あんな思いはもういやだ。

何かというと、「あの眼鏡の子でしょ?」と言われる、微妙に嫌な空気。

眼鏡なんてもうかけないもん!

子どもみたいだけど、そう思っていた。

でも、もう見えないのだ。

ぶれぶれで、焦点が合わない時間が確実に増えている。

こんなで包丁を握っていたら、いつかすごい怪我をする。

潮時だな。

これからは、せめて眼鏡の似合う人になろうと思う。

ーーー

後日、眼科に行った。

遠く用の眼鏡を作った眼科(町医者)に行ったら、「プリズム処方はしていないので、大きい病院に行ってください」と門前払いされた。仕方がないので、その足で極近く用の眼鏡を作った、少し遠い眼科へ飛び込みで行くことに。

眼鏡を新しく作る前に、斜視の検査(これが死ぬほど長い)ばかりして、半日以上(検査に2時間以上かかっている)が終わった。新しい眼鏡の処方はなかった。徒労。

次の予約は12月末。

とりあえず、遠く用の眼鏡を日中ずっとすることにして、毎日湯気やら、自分の呼気やらと格闘している。巨大なマスクして、ネットかぶって、帽子して、湯気もうもうの中にいるから、眼鏡曇るのよね。どんより……。色々かぶりすぎて耳痛いし。

日中眼鏡をしているせいで、目を労れているのか、最近、夜になっても焦点のブレが少ない。

そこはいいのだけど、凸レンズで突然大きくなった目にびっくり(あたりまえ?)した人からは必ず、アイシャドウのオレンジを「目の周り赤いけど、かゆいの?」と心配される。

かゆくありません!

アイシャドウは、前からずっとこの色でした!

もう!

【今日の英作文】
片付けが苦手な人の部屋はカオスです。借りた本もCDも見つけられません。
The room of a person who isn't good at cleaning is in chaos. The
can't find any books or CDs that they borrowed.

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