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リーダブル
読みやすいというか、どんどん、次々と読ませてしまう文章や本のことを「リーダブルな文章・本」というらしい。
人それぞれ、文章には相性もあると思う。でも、次の文章はなんて聞いてある? 次の展開は? この文章の言葉遣い秀逸だな、とか。好みの差こそあれ、どんどん読みたくなるリーダブルな文章は、飽きがこない。
それは、計算し、練習し尽くされた文章なのかもしれないし、天性の力によるものなのかもしれない。
私にとってのリーダブルな小説家は、小野不由美主上だ。
私がはじめて主上の本、作品に触れたのは、実は漫画だ。
「ゴーストハント」というホラー漫画があって、その原作が主上だった。
その後、「十二国記」に出会い、『東亰異聞』、『屍鬼』、『くらのかみ』や「ゴーストハント」シリーズの原作やを読んだ。
主上のホラーは怖い。
怪奇現象を、全く何事もない普通の生活に溶け込ませ、普通のできごとのように、サラリと書いてある。読むと呪われるかもと思うような力がある。こんなことが普通の生活に入り込んだらどうしようと思う。
凄みや不気味さが際立つ文章。
怖いのに、恐ろしいのに、どんどん読ませる。
次の瞬間に、誰かが死んでいたり、なにかありえないことや、不気味なことが起こっているかもしれないのに、続きが気になって、ページをめくってしまう。
私は、怖いものやホラーが特に好きではないけど、怖いもの見たさとは違う、ぞくぞくするような文章の引力で、主上の本はいつものめり込むように読んでいる。
リーダブルな本に出会えると幸せだ。リーダブルな文章に出会うと、こんな風に自分も書けたらいいなと思う。
自分でも私の文章は、リーダブルではないと思うので(でも、時々リーダブルっぽい時があったら嬉しい)、主上の本や他の方の素敵なnoteの記事を読むと、ため息が出る。
格好いいなあ、と。
リーダブルにnoteを楽しんで読んでもらいたいな。目標とは違うけど、希望。
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今週は週1チャレンジはしなかった。
余裕がなくて、目標を立てるのを忘れた。し、いつか記事に書きたいけども、今週は、本当にハードな1週間だった。
みんな! 私に拍手して! と思う。(しなくてもいいよ)
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