ケチるなスポンジ
台所用品の値段というのは、ピンキリだ。
大概のものは百均でも売っている。かと思えば、1本〇万円というカトラリーがデパートで売っていたりする。
スポンジひとつとっても色々。
百均でも売ってるし、薬局で3個100円、1個400円もある。
なんでもいいような気すらしてくる。訳が分からないから。一体いくらのスポンジが妥当なのか。
ただ、スポンジについて、私には一家言ある。
1個400円のスポンジと、3個100円のスポンジとを比べたとき、必ず400円のスポンジを買うことにしている。
色んなものをケチる方向にある私の生活様式だけど、スポンジはケチらない。
汚れが落ちやすいとかは、その辺は正直分からない。材質とか、ものによると思う。
大事なのは、そのスポンジの持続力。
1個400円のスポンジは、半年以上たっても、元気にしゃきっとしている。くたくたのへろへろになることは、あまりない。
一方3個100円のスポンジは、2ヶ月も経つと(使い方にもよるけども)、くたくたのへろへろになる。ぴろんぴろんして、洗いにくくなる。洗剤の泡切れも悪くなるし、スポンジに付いた油も落ちにくい。
結果、3個100円で買うより、1個400円のスポンジを買った方が安くつく。
消耗品だから、ケチりたくなる衝動にいつも駆られるけど、スポンジはケチってはいかんと、私は思っている。
長く使える方が安くつく場合もある。ちょっと高い買い物でも、これどうかなと思った時、高い買い物へのチャレンジは忘れてはいかんなと思う。
そんなこと言って、一々こだわっていたら、キリも限りもないのだけど。
使い比べてみないことには、わからないことっていっぱいある。
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