山の辺の道の旅 その1
まずは新幹線で京都へ。
お腹が空いたので、近鉄のレストラン街、おみやげ物売り場「みやこみち」で、生湯葉そばを食べる。
とろとろのとぅるんとぅるん湯葉。
おそばも食べ慣れた麺と、食感が違って面白楽しい。
お出汁文化の関西。つゆも最高でした。
京都じゃなくて奈良に行くのだけど、「京都の酒粕鍋つゆ」というものを見つけて、どうしても食べたくなり、実家用と自分用2つ買う。
1つ750gを2つ……。非常に重たい。
旅行が始まる前から、重量物な荷物。
さあ! 天理へ行きます!
レトロな雰囲気な赤い電車。天井には扇風機。
かわいい。
大和西大寺で乗り換え、天理へ。
コインロッカーに荷物を預ける。天理駅から石上神宮(いそのかみじんぐう)まで徒歩30分と何を見ても書いてある。
私たちが天理に着いたのが、13時半頃。
ここから、30分の徒歩(そして間違いなく、迷子る)。
タクシー使いましょう!(英断)
10分弱で石上神宮に到着。
こけこっこー!
朝でもないけど、高らかに鳴きまくるニワトリさまたちに出会う。
こんなに元気なニワトリさまたち(放し飼い)は初めて出会う。
あっちにもこっちにも。
ニワトリさまの張子でできたおみくじを一ついただく。
山の辺の道スタート!
岐路には必ず標識の木の杭が。
「これがあれば、迷子にならずに済みそうだね」
安心、安心。
しかし、道は中々にハード。
下草を踏み分け、山の道をを歩く。個人のお宅の庭先、つるんつるんな石畳の下り坂。
黙々と歩く。
夜都伎神社(やとぎじんじゃ)では、たまたまいらっしゃった神主さんと世間話を30分ほどする。
柔らかい奈良弁が、とても優しく聞こえる。
私が日頃話す言葉たち(方言)が、かなりキツく聞こえるらしいとは、知ってはいたけど、奈良弁のなんとまろやかで、丁寧に聞こえることか。
友が御朱印集めをしているので、神主さんがわざわざ墨をすって、御朱印を書いてくださる。
さて、ここからが大変。
The 迷子!
さすが、全世界迷子大使!
本領を発揮。
竹之内環壕集落と、萱生(かよう)環壕集落あたりで完璧な迷子に。
何を見ているのかわからず、ひたすらに木の杭を探して歩き回るも、ない!!!
気がつけば、柳本(やなぎもと)バス停まで道を降りてきてしまっていた。
親切な地元の方(「山の辺の道はここじゃないよ!」とびっくりされる。……我々も、そうだろうと思っております……。)とグーグルマップに助けられて、なんとか山の辺の道へ戻る。
時刻は16時過ぎに。
だんだん陽も陰ってくるし、お腹もすいてきた。
果物直売所で、手作り大福に出会う。
これは天の恵み! と、ほっと一息つく。甘味ありがとう。
なんとか、かんとか、この日のゴール地点JR柳本駅に到着。
ところが、この時間のJRは30分に1本しかないらしい。
誤算。
天理駅で下車。コインロッカーの荷物回収。また30分待って、JR奈良駅(宿泊地)まで行く予定。
朝の時間は、1時間に1本らしい、ということも知る。
JRをあてにしていたので、このままでは明日、何時に山の辺の道をスタートできるのか分からない。
天理駅にしかコインロッカーはないので、天理駅で降りるしかない。
2日目のスタート地点・柳本まで、天理駅からバスに乗ることを思いつき、30分の電車待ちの間に、バス停まで行って時刻表の写真を撮る。
JR奈良駅に着いたのは、18時半頃。
大福は食べたけど、お腹はぺこぺこ。
一度ホテルにチェックインしてから、食事に出かける。
食事したり、おみやげ物を買ったり、スーパーで次の日の水分を買ったりして、ホテルに帰還。
歩きに歩いて、23,434歩。
ホテルのシャワーがスペシャルすぎて、わけもわからず適当に触ったら、冷たい水を全身に浴びる。
天井につけられたシャワーからも、シャワーヘッドからも、シャワーの柱からも水が噴射される。
なにこれ! 面白すぎて、どうしたらいいのかわからん! 冷たいがね!
次に入る友のために、水温設定はお湯にしておいた。
NHKのお天気によれば、次の日も晴れだとか。
やっほい。
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ヘッダーの写真は道端にあった柿の木です。
【今日の英作文】
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