#最近すきな動画

最近すきで、よく見ている動画について。

May J.さんのSEKAI NO OWARI「Habit」カバー動画。

滑舌の練習のために、うたっている「Habit」。

本家のSEKAI NO OWARIのMVよりも、May J.さんの方をよく聞いて、「Habit」の練習している。

音とリズムが聴きやすく、取りやすいなと思い、練習に使わせていただいている。

パソコンで流して、一緒にうたっているのを、スマホで録音する。

歌い出しのかみっぱなしだった音（「か」「た」「な」行の発音）が上手くできるようになった。

物事は、自分の体やら手やら舌やらが覚えて、何も考えずにできるようになるまでやらないと、咄嗟に反応できないし、細かなニュアンスを変えたり、その工夫を本当に実践することは難しい。血肉にするというか。

と、とある俳優さんが言っていて、そうだなぁと思う。俳優さんの場合は、まずはセリフということになるんだろうけど。

セリフをいちいち思い出したり、「どうだっけな」と悩んだり、考えて言ってたんじゃ、演技に、振る舞い方に、深みは出ないものなんだろう。

そういう意味で、歌もピアノも、歌詞や譜面を覚えてからが勝負だ。自分の表現ができるようになるのは、それ以降になるから。

最初は歌詞ノートや楽譜に書き込みがあって、それをなぞってうたうこと、弾くこともあるけど、そういう書き込みも含めて覚えていかないと、例えば緊張する発表会では上手く演奏できない。

本番に強い人だって、多少はそういう面があると思う。

私の滑舌問題も、歌詞を読んで、どうだっけ、どう拍子をとるんだっけ？と悩みつつうたっていたら、ちっとも滑舌の練習にならない。

歌詞は覚えるもの。リズムも基本は覚えてしまうもの。

と思っていないと、滑舌も悪いままだ。

今心配なのは、歌詞を覚えたはいいけど、歌自体が早口なために、焦ってうたっているように聞こえること。

そういう意味で、歌手や歌い手さんというのは、地道な世界だよなと思う。芸事というのは、みんなそうではあるんだけど。

May J.さんも、こんなふうにうたえるようになるまで、「Habit」ではないと思うけど、たくさん練習したんだろうな。

そういう練習をできる人は格好いい。

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