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なんとかの無駄遣い

なんとかの無駄遣いみたいなドラマが好き

Netflixとか、Amazonプライムとか、色々サブスクリプションはあるけど、私はテレビドラマ派。

その中でよ最後まで見るような、好きなドラマは、「なんとかの無駄遣い」みたいなもの。

俳優さんに詳しいわけではないので、そのドラマや物語の雰囲気で、こういう人なのかなとか、物語の作りなのかなと思う程度なんだけど。

やたら筋肉ムキムキのシーンを撮っておきながら、その筋肉を全く活かせずに、しょぼく終わっちゃうとか。

頭のよさや、仕事ができる姿をアピールする主人公が、凡ミスを連発するコメディとか。

悩み深き若者が、悩みを突きぬけて、どうしてそっち?!(悩みが無駄に……)て思うような結論に至っちゃうドラマとか。

イケメン(と思われる設定の俳優さん)や、美人さん(と思われる設定の女優さん)が思わぬ方向にイケメンや美人度を発揮するドラマとか。

そういう風に話をもっていくのかぁ、と思わぬ進みになる方が好き。

わけが分からない展開も好き。「翔んで埼玉」はドラマじゃないけど、好きだった。

過去や現在や未来がごっちゃに進むドラマとか(今は一体いつの話なの?!て思うということ)。

最近そういう風な、思わぬ展開に繋がるドラマを好んでみるため、塗り絵をしながらドラマを見るという、かつては好きだったことがなかなかできない。

そこはちょっと残念。

見逃すと、話の筋が分からなくなったり、面白みが減ったりしてしまうから。

テレビに釘付けなんて、久しぶりだなあなんて思う。

秋の夜長とは、全く関係がない生活スタイルだけど、ドラマを楽しむ秋。

なんとかの無駄遣いみたいなドラマの面白さは、奇想天外で、予測不可能なところにある。とくに、無駄遣いしたからって、その製作者やドラマや俳優さんたちを責めたかったり、批判的な意味で使いたかったりしたわけではない。俳優さんや物語の広がりが大きくて、いいなぁという話。

でも、無理すぎる(物語として破綻している)展開に走りがちな面もあるから、なんともだなと思わなくもない。

テレビドラマを作る世界も厳しいんだろうな。

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