読み続けられない本

最近まで読んでいた、シリーズ物の本を読むのをやめることにした。

新刊が出たらしいけど、もう読まない。

読み始めも、複雑な気分だった。

楽しくて、続きが気になる！（ポジティブ）という気分で読んでいたわけではなく、なんだろう、この気持ちの悪いのは……と思いながら、変な興味と好奇心で、我慢をしながら読んでいた。

我慢して、お金払って読むなんて変だと思いつつ。

とはいえ、自分の知らない、わけわからん世界を知るのも、読書の楽しみの一つだ。

と思うから、読んできたけど、興味・好奇心と、うんざり・どうでもいいの天秤がどーんと後者に傾いた。

私は読書をする時、どんな本も基本的に最後まで読む派だ。斜め読みもほとんどしない。

シリーズ物なら、最終巻が出るまで割と付き合う方。

今流行りの『葬送のフリーレン』は3巻でごめんなさいしたけど。。。

それは、最後まで読まないと、分からないことというのは、どんなものでもあるから。

最初から、読まず嫌い、食わず嫌いは良くない。最初手に取ろうと思った自分の感情と気持ちを大事にしたいと思うし、作者の成長や、物語の隠し扉もあるかも。

でも、今回は色々無駄だと思った。

時間もお金も私の気持ちのキャパも。

楽しい人は、楽しい本だろう。

でも、私には変な興味・好奇心がなければ、読み続けることができない本。

読み続けることに疲れる本というのは、残念だけど、実際あるのだよね。

なので、ここにて戦線離脱。

たくさんある本の中で、そういう本と出会えたのは、ある意味ラッキーだ。

この本は、なぜ読めないか、読みたくなくなるかを考えるきっかけにもなるし、自分が好きじゃないものを知ることができる。逆にこうなれば好きかもという想像もできる。

前向きに、出会えて良かった！　本ばかりではないのが、現実。

心が折れそうだけど、今はマーガレット・アトウッド『侍女の物語』を読んでいる。

重すぎて、ちっっっっっとも、読み進められない。

でも、こちらは何とかしてでも完走したいと思っている。

そう思える本だってある。

自分が読みたい本、読むべしと思う本と出会えたことに感謝。

【今日の英作文】
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