料理の見た目
見た目が大事なのは、当たり前なんだが、作ることで満足しがち。
盛り付けも大事。でも、食べることを第一に考えがち。
ちょっとはオシャレな感じの食卓にできないものかと、図書館で本を借りた。結局オシャレになれなくても、ちょっとでもオシャレを目指せるきっかけになれたらと思って借りた。
山崎佳『MORNING TABLE』という本。
借りる本を間違えたなと思った。
延々と続くオシャレプレートに、こんな手間をかけたプレートを毎朝できないと、軽く自分に失望。
私は見た目がきれい(大事だけど)よりも、がっつり朝は食べたいんです。お腹が空くのが、嫌なんです。困るんです。13:30までぺこなりを我慢できる?
本のように綺麗に丁寧に飾っていたら、時間までにご飯を食べきれない。。。
ここは葛藤していいところなのか、ちょっとは最初の志を思い出せと自分に言うところなのか。
ちょこっとずつ食べ物の種類が色々あるのは、すごくうれしくて、そこは私も日々大事にしている食卓のポイントではあるけど、ちょこちょこ具合がオシャレすぎる。そして、ちょこちょこすぎて、食べ足りなさそう(一番の問題)。
イングリッシュマフィンは半分じゃなくて、1個食べたいし、ポタージュも(たぶん)150㎖じゃやだ。
オシャレだな、おカフェだな、美しい朝ごはんだな、ええなぁ、と思った。
半分諦めつつ、まあ、こういう食卓もあるよねと思って見ていたら、「トマトジャム」というものが紹介されていた。
色鮮やかなトマトのジャム。いちごよりも綺麗な赤。
へえ! と思って、紹介されている通りに作ってみた。
トマトを湯むきして、ざく切り。トマトの重さ40%くらいの砂糖とレモン汁を加えて30分置き、火にかける。トロリとしたら完成。
とてもおいしかった!!
甘酸っぱいトマトがフルーティーに変身。
いちごジャムよりもあっさりしていて、純粋に甘い。
これは素敵だ! ヨーグルトにかけても、パンにのせてもよさそう。
もはや、食卓の美しさがどうとかよりも、トマトジャムを知ることができたという点で、この本は読む価値があった。
良きかな!
こういう本もある。
目指していた目的とは違ったが、いい本だった。
今日のパンに乗ったトマトジャムの美しさよ。これで、今日はよしとする。
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