人の恋路と最近の学び

通勤電車に高校生のカップルがいる。

頭を寄せあって、スマホの取り合いをしたり、お互いの手元を覗き込んだり。

ようするに、通勤ラッシュの混雑電車の中で、ラブラブしている。

2人は揃って座席にちんまり座っていることが多いので、周りの人がそのラブラブで迷惑をこうむることは（たぶん）ない。

私は、ラブラブしている高校生を見て、そうかあ、これが世間がいうところのラブラブなカップルというやつかと思って見ている。

恋のうたというのは、巷に溢れている。

手をつなぐ
キスをする
ハグをする
頭を撫でる

そういうことをするものらしいとは知識で知っていても、実際見ると、「おお！」と思ったりする。

百聞は一見にしかずだ。

人様の恋路をじろじろ見ているのはなんだか気が引ける。見られているカップルが何を思うのかも分からないし。いつまでも見ていて、「へえ」とか思ってる私もどうかと思うし。

高校生のカップルを見ていて、平和やなあと思い、朝から楽しそうでいい事だなと思う。彼らに学校へ行く朝の時間が、とても楽しみだと言われても納得する。

個人的に恋とか愛とかに私は関心がないので、人様の恋路をおもしろいなあと思って眺める。

人生に恋とか愛とかが、生きていく上で大きなスパイスになると、何かの歌で聞いたような気がする。確かに毎日を楽しくするこの様子を見ると、スパイス万歳だなと思う。

人様の恋路を見て、最近の学び。

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