これぞアメリカ! ロスアンゼルスが全生徒60万人にPCR検査!
こんにちは、ドクターコロナです。
アメリカは半年近くに渡ってコロナ患者を量産し、犠牲者の数が日々千人以上のペースで増え続けています。
日本は今までコロナで死亡した数が約千人なので、アメリカでどれだけ大量のコロナ死が出ているかが分かります。
トランプ大統領の消毒剤やヒドロキシクロロキン発現、CDCのマスク不必要説、初動時の検査キット不足による見逃し、国民のマスク拒否、三密のデモ、大量PCR 検査に頼って基本となる感染防御策を軽視、などと失敗した原因はいくらでも挙げられます。
アメリカは週によっては8月上旬から新学期が始まっていますが、各地で児童の感染が大量に起きています。
カリフォルニア州は世界最悪の医療崩壊を来たしたニューヨークよりも感染者が増えています。
学校における児童、職員の感染に対して、カリフォルニア州のロスアンゼルスで驚きの策が講じられることになりました。
何と、全生徒、全職員のPCR検査です。
いかにもアメリカらしい案です。アメリカは初動時のPCR不足がトラウマになっているのか、その後はトランプが音頭を取って、PCR大量作戦を続けています。
軽症者や希望者にPCRをやりまくり、隔離や感染予防策をまったく軽視した対応のため、PCRが感染減少にまったく結びついていないと言われています。
PCRは陰性証明には使うことはできないというのは良く知られた事実です。検査が正確でないため、陰性でも感染していないとは言い切れません。
MLBメジャーリーグで週に何回も検査しているのに、集団感染が起きたのは有名です。
全生徒、全職員のPCR検査は、無能な上層部が考え付いた策でしょうが、それよりも感染防御を徹底した方がよいでしょう。
子供たちも職員・教師も校内にいる際はマスク着用、三密回避、校内での飲食禁止、分散授業、Zoom授業併用などの基本を軽視した対応は痛い目に合うでしょう。
皆さんも風邪などひかないように気をつけてください。