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気まま和訳‪🔤

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日本語字幕がついていないミュージカル映画(主にMGMとユニバーサル)の劇中歌を、自由気ままにゆるりと和訳🎬 ドナルドオコナーが好きなので、彼の出演作の字幕をつけたく始めました …
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《気まま和訳⑬》It's De-lovely [夜は夜もすがら(1956)]

《気まま和訳⑬》It's De-lovely [夜は夜もすがら(1956)]

なんて素敵な夜だろう!GOAISATU

 お久しぶりです! 本当にお久しぶりです。

前回の投稿を見たら半年以上前だったので慄いています🫣

さて、何事も無かったかのように今回ご紹介するのは、以前も取り上げた[夜は夜もすがら(1956)]からの1曲。

同映画についての記事は此方からどうぞ👇🏻

🎬"zatsuna ARASUZI"_🍿

アメリカへ向かう船上で、を通じて出会ったテッド

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《気まま和訳⑫》In My Merry Oldsmobile[The Merry Monahans(1944)]

《気まま和訳⑫》In My Merry Oldsmobile[The Merry Monahans(1944)]

こんばんは🌃 
涼しさが覗く季節に、随分久しぶりの記事です。
本日は若きオコナーの素敵な映画から、思わず口ずさみたくなる素敵なナンバーをお届け。

恋はオールズモビルに乗って🎬"MAEOKI"_🍿

 今回ご紹介するのは、
[The Merry Monahans(1944)]。
直訳すると「楽しいモナハン一家」…なんだか北欧の白い妖精さんが思い浮かびそうな名前である。

もうユニバーサルス

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《気まま和訳⑪》Walking My Baby Back Home[  〃  (1953)]

《気まま和訳⑪》Walking My Baby Back Home[ 〃 (1953)]

 こんばんは🌃
 今晩ご紹介する作品は、主題歌が大ヒット…というより 大ヒットした名曲をテーマに作られた映画。

テーマ曲「Walking My Baby Back Home」は1930年、フレッド・E・アーラートによるジャズの名曲。
思わず口笛を吹きたくなるメロディに添えられた、恋人を送って歩く軽やかな心地を歌う歌詞は
ロイ・タークによるものである。

現在に至るまで多くの人に愛され続ける曲だ

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クリスマス以外にクリスマス映画を見たっていいという話。+《気まま和訳⑩》

クリスマス以外にクリスマス映画を見たっていいという話。+《気まま和訳⑩》

こんな季節にクリスマスの話をしよう。

 🎄🎁🎅🌟

春は駆けあしで、初夏と紛う暖かさが戻ってきた様子さえあるこの時期に突飛な話題にご付き合いいただけると嬉しい。

いきなりだが、クリスマス映画はお好きだろうか。

私自身の幼い頃といえば、24日の夜には母の趣味で「グレムリン」を見るのがお決まりだった。

他にも「クリスマス・キャロル」「ホーム・アローン」、…有名作は挙げ切れないほど多い。

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《気まま和訳⑨》You Can Bounce Right Back[夜は夜もすがら(1956)]

《気まま和訳⑨》You Can Bounce Right Back[夜は夜もすがら(1956)]

「何でもあり」ってわりと難敵?

🎬"TSUZUKI"_🍿

こんばんは🌃
前回に引き続き、1956年作の映画「夜は夜もすがら(Anything Goes)」より、
見逃せないかわいいナンバーをご紹介。
1曲目についてはこちらからどうぞ👇🏻

🎬"zatsu na ARASUZI"_🍿

アメリカへ向かう客船で、考え事をしつつ歩いていたテッド(ドナルド・オコナー)は突然廊下で
けつま

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《気まま和訳⑧》Anything Goes[夜は夜もすがら(1956)]

《気まま和訳⑧》Anything Goes[夜は夜もすがら(1956)]

「何でもあり」に幸あれ! 𓂃𓊝𓄹𓄺 ‎𓂃𓊝𓄹𓄺 ‎𓂃𓊝𓄹𓄺 ‎

こんばんは🌃

いきなりだが、🇺🇸の作曲家コール・ポーターをご存知だろうか?そして彼の代表曲、「Anything goes」をご存知だろうか?

失われる古き良き秩序を嘆くとともに
今の世の中が手に入れた新しい日々を謳歌するジャズ・ナンバーである。
皮肉を込めつつも、その歌詞はまさにアメリカ人の愛

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《気まま和訳⑦》It's Mighty Nice To Have Met You [Chip Off the Old Block(1944)]

《気まま和訳⑦》It's Mighty Nice To Have Met You [Chip Off the Old Block(1944)]

 続けて こんばんは🌙*.。★*゚

 感想記事に含めるつもりだったんですが、
かなり長くなってしまったので改めて。

前半(感想記事)はこちら☝️
※こちらで詳しいネタバレもしております

🎬"zatsu na ARASUZI"_🍿

海軍士官学校を停学になったドナルド(オコナー)は、家に向かう長距離列車の中で女優を
志す少女グロリア(アン・ブライス)に出会う。

 話すうちにすっかり意気

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《気まま和訳⑥》Just Look At Me [Yes Sir That's My Baby(1949)]

《気まま和訳⑥》Just Look At Me [Yes Sir That's My Baby(1949)]

こんばんは。
今日はバレンタインでしたね、いかがお過ごしだったでしょうか🍫💝

せっかくなので、先日ご紹介したこちらの映画からもう一曲、とびきり甘い曲をご紹介

前回の「They Haven't Figured Out Women」はどちらかと言えばコミックソングだったのに対して、今回の「Just Look At Me」はしっとりとしたラブソング。

(前回記事はこちら👇)

🎬"zats

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《気まま和訳⑤》They Haven't Figured Out a Woman[Yes Sir That's My Baby(1949)]

《気まま和訳⑤》They Haven't Figured Out a Woman[Yes Sir That's My Baby(1949)]

はい! 奥様それは私の赤ちゃんです👶

🎬"MAEOKI"_🍿

「Yes Sir That's My Baby(1949)」

…なかなかトリッキーなタイトルである🤔

 例にもれず海外盤のみ かつ日本語で検索しても出てこないという映画で、どこかで全編が見られる可能性が低いこの作品。

ただしミュージカルナンバーは個別でYouTubeにも結構上がっている。
かくいう私も実は、以下で紹介す

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《気まま和訳④》It's A 
 Lovely Day Today[Call Me Madam(1953)]

《気まま和訳④》It's A Lovely Day Today[Call Me Madam(1953)]

 先日見たCall Me Madamより1曲。
あらすじ等は前述したので割愛〜〜

🎬"This scene is…"_🍿

リヒテンブルク公国に到着後、買い物をする外交官補佐ケネス(ドナルド・オコナー)は、百貨店の中で流れている曲がアメリカの流行曲だと気づく。
 思わず立ち止まる彼のもとに、お忍び中のリヒテンブルク公女マリア(ヴェラ・エレン)が一般客に紛れて声をかけるのだった。

🎬"SO

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💃PEGGY RYAN, my love
そして《気まま和訳③》La La Palooza[This Is the Life(1944)]

💃PEGGY RYAN, my love そして《気まま和訳③》La La Palooza[This Is the Life(1944)]

ペギー・ライアンが好きだ。

彼女は 華やぐ1930-40年代 のアメリカ映画界・ショービジネス界を駆け抜けた女優であり、ダンサーである。

彼女の女優人生のスタートは早い。

ボードビルで活躍する両親を持ち、彼女自身も10歳足らずで映画の役に抜擢された。
1940年代になると、
ダンスグループ「The Jivin’ Jacks and Jills」でドナルド・オコナーとのカップルを組んで
人気者

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《気まま和訳②》Life Has Its Funny Little Ups and Downs[I love Melvin (1953)]

《気まま和訳②》Life Has Its Funny Little Ups and Downs[I love Melvin (1953)]

ウィー・ラブ・メルヴィン?🎬"TSUZUKI"_🍿

前回に引き続き「I love Melvin」から、可愛い曲をもうひとつ ご紹介する。
1曲目についてはこちらからどうぞ👇🏻

🎬"zatsu na ARASUZI"_🍿

ジュディ(レイノルズ)に近づくことができたものの、彼女の両親の反対もあって中々 恋のゆくえが上手くいかないメルヴィン(オコナー)。
落ち込む彼を、ジュディの幼い妹

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《気まま和訳①》Where did you learn to dance?[I love Melvin(1953)]

《気まま和訳①》Where did you learn to dance?[I love Melvin(1953)]

アイ・ラブ・メルヴィン!🎬"MAEOKI"_🍿

1950年代、アメリカ映画の黄金期。
名だたるスターが次々に登場し、費用をかけ手間をかけ、心躍る音楽と共に今なお残る多くの名作が誕生した。

「I love Melvin」も、そんな華やぐ時代に制作された映画のひとつだ。
知名度は低いものの、たくさんの可愛くて爽やかな曲で彩られたとっても楽しい映画なのだ。

 かの有名な「雨に唄えば」でヒロイン

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