2024年夏、Kuala Lumpur(Malaysia)滞在記録。

2024年11月24日 15:52

ご無沙汰しております。

前回の記事から随分と間が空いてしまいましたね。
結構、体調を崩しがちなここ数ヶ月で、写真もあまり撮れていませんでした。

体調は依然として優れない中でしたが、用事が無いと中々来ないと言いながらも毎年訪れているクアラルンプール（通称：KL）にて撮影した写真になります。

KLは東南アジアに位置するマレーシアの首都になります。

今回の用事は、母校の同窓会でした。
でも、殆どが食事の記録になります。笑

SIGMA fp L
SIGMA 35mm F2 DG DN Contemporary
08 AUG 2024

相変わらず雑多な街並みに交通渋滞が激しい東南アジア感。
よく行くシンガポールも東南アジアですが、こういったところはマレーシアでないと感じられない部分かと思いますね。

前の記事でもお話ししたかとは思いますが、
初めて一人で海外旅行をしたのもマレーシアのKLでした。

その時は地球の歩き方を握りしめてKLを北上し、
イポーとペナン島も回ったのが懐かしいです。

何をするにもドキドキで、
アドレナリンがどっぱどっぱ出ていたのかも知れません。

当時はティーンエイジャー(笑)だったので、足場の悪い道もスタスタと歩けていたのですが、今やもう体力もなく何キロも歩けないのでもっぱらタクシー移動が主ですねぇ。

かなしみ；；

正直、KLで乗るタクシーなんて数百円程度なので安全面からすれば
理想的なのですが、節約旅にはなりませんね。

THE CHOW KIT - AN ORMOND HOTEL

今回、前半２泊は一人で宿泊なので、いつものブキッ・ビンタンからは離れたところにあるホテルを選びました。

ヨーロピアンな雰囲気、アールデコ調の内装が素敵なホテルです。

The Chow Kit Kitchen & Bar

朝食などをいただくホテルのレストランバーはディナー営業もしており、
（…当たり前だろうか）とても洒落ていて魅力的でした。
メニューは相場よりも少し高めだが、よく滞在しているシンガポールの物価と比較すると1/6くらいの価格帯なので、やはり安価で美味しい料理が食べられる国なのだろうと思います。

アスパラガスとポメロのサラダ、フルーティーで好み。

グリルドチキンも美味しいです。

カーテンのような布が貼られた照明は初めて見ましたが、
洒落ていますね。素敵です。

デザートのクリームブリュレ…口頭では言いづらいデザートですね笑
執拗に撮影してしまいました。

飯ばっかり撮っています。

SIGMA fp L
SIGMA 35mm F2 DG DN Contemporary
09 AUG 2024

翌日の朝食時も賑わっていました。

居心地が良く、つい長居してしまいがちなレストランです。

コインランドリーで洗濯中、近所の商店のインド系のぽっちゃりニキと世間話。
俺のカメラを見て撮ってほしいと言うので、暇だし快諾。

パパッと撮っただけなのに、凄く喜んでくれたので嬉しくなりました。

マレーシアは比較的安全とは言っても、
観光地などでは撮ってくれと言われて撮影したら執拗に金銭を求められたとか、
そういった詐欺もあるので、場所によっては注意は必要です。

今回はローカルな場所での詐欺は考えにくかったですし、
一応いろいろ話してみて、まぁ大丈夫そうだなーって思ってからのことでした。
インド系のピープルは人懐っこいので一緒にいて楽しいです。

インド系の若者は韓国的な美へ憧れがある子が多く、肌の色をしっかり明るくして欲しいと言うことが多いので（言わなくてもわかっているので）
iPhoneのレタッチ機能でちゃちゃっとやって、gmailで送りました。

ZUS Coffee

作業するのに適している近所のカフェ。

チャンネコ〜〜〜〜〜！
触りたいけど我慢。。。

この日の夕飯は歩いて１０分くらいのところにあるカレー屋さんに行ってみることにしました。

RSMY

このチーズナンが有名らしいのですが、非常にうまい。たまらん。
でもカロリーの鬼。笑

キーマカレー。

何故かあった甘めのエビチリ。笑

こちらはインド系のお米と牛乳で出来たスイーツ。
甘いお粥みたいで好き嫌いは分かれそうだけれど、俺は大丈夫でした。

チーズナンが絶品のお店です。
おすすめ！

RSMY
11&13, Jalan Medan Tuanku, Medan Tuanku, 50300 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur, マレーシア

チャンネコ〜〜〜〜〜〜〜〜！！！！！！！！

SIGMA fp L
SIGMA 35mm F2 DG DN Contemporary
10 AUG 2024

朝は甘ったるいカフェオレから始まります。

高カロリー朝食をいただいたのちに、チェックアウトしました。

次に宿泊予定のホテルに荷物を預けてから移動。
こちらはブキッ・ビンタンのホテル。

この日は、この後、同窓会前に母校のマレーシア校でゼミのスライドショーで
先輩や後輩の写真作品を見せてもらえるとの事だったので、行ってきました。
本番の同窓会は翌日でしたが、既に懐かしい方々と顔合わせができ、
本当に嬉しかったです。

以前にお伝えした事もあったかも知れませんが、僕はアカデミックな場で
「フィールドワーク」という方法論を軸に写真を学んできており、

今回、多くの写真作品を前にしてフィールドワークである理由、
「写真」という媒体を使って物事を伝えることのメリットについてよく考えさせられました。

例えば、「秘境に住まう珍しい民族の生活様式を伝えよう」と思ったら、
言葉で、文章で、論文に纏めて、写真は参考画像として少し載せれば良い。
個人的にはその方が物事を伝えると言った点においては合理的かと思います。

では、何故に今更「写真」なのか。

それは写真でしか表現できない「リアル」があり、
そこに人は惹かれるからだと思います。

写真家が実際にフィールドに立ち、被写体と対峙することでしか伝えられないことがあるからだと思うのです。

広い画角や、効果的に曲がった水平、多少のブレが共感を呼ぶかも知れない。
鮮やかな夕焼けの光が孤児の少女の顔を照らせば、
そこに人は何か思うかも知れない。

そのようなことが、多かれ少なかれ写真の中に立ち現れれば、
それがリアリティーとして、或いは詩として物事をありありと
描き出すのだろうと思います。

さて、タクシーで戻り、シンガポールへ一緒に移動する連れと合流して
ランチはKLでいつも来るカフェでソフトクラブバーガーを。