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かまみくの本のサイン会に行った

「本を読んだことがない32歳がはじめて本を読む」のサイン会に行きました。オモコロの会員限定で開催されたイベント。

サイン会といえば、基本的には机の前に列をなして、サインを書いているほんの数十秒だけ会話したらサヨナラ……という形がよくあると思うのだけど、ちょっと、あの、サービス過多すぎ!!


右の足は実は鬼谷さんです(!)

まず入室するや否や、100点満点の声量で挨拶するみくのしんさんと、ピッと立って迎えてくれるかまどさんがいらっしゃる。立ってる。同じ部屋に!机の向こうとかでもなく!

この時点で、20分ごとに10人程度よばれて、その20分はずっと部屋に居ていいシステムなことが判明した。聞いてない。
当たり前だけど、よく知ったお二人の声が肉声で聞こえる。サインの説明や書いてる間もずっとお話してくださってて、動画版かまみくを生で見てるのか?インタラクティブなラジオ?

なお、普段は有名人やタレントにいちいち敬称をつけないように「かまど」「みくのしん」と書いてるけど、目の前にいて会話できてしまったらそれはもう、一対一の人間じゃん……。なので今回はさん呼びです。コンテンツじゃなくて人間だから。

会場にはその他にもフォトスポットや、雨穴さんの「本棚」原書、イベントで作ったぬいぐるみと、あとみくのしんさんの子供の頃の写真…?が置かれていた。
手にとって初めて、「本棚」原書が1人のために書かれたにも関わらずきちんとフォントの使い分けまでされていて、丁寧に手製本されていることを知った。
ぬいぐるみも本当によく頑張ってる……。一応私も最近たまにぬいぐるみを作るから少しはわかる。お裁縫初めてでこれやるのは大変なことだよ……。


フォトスポットは、かまどさんとみくのしんさんとみくのしんさんと一緒に写真が撮れるものだった。何故……。

かまどさんとみくのしんさんと、みくのしんさん


肝心のサイン会の自分の時間も、サービス精神全開でたくさんおしゃべりしていただいたけど、私自身は全然話せないありがちオタクムーブを発揮していたと思う。

本のことや記事のこと、ラジオのこと、ふっクラを応援してたこと、みくのしんさんが古着屋の記事で買ってたラコステの黄色がよく似合ってること、かまどさんがオススメした本をよく読むこと、そしていっぱい感謝を伝えたかったけど全然だった。とにかくこの本が良かったことをギリギリ言うので精一杯だった。それすら言えてたか?伝わってないかも。何故かみくのしんさんとかき揚げの話はした……。

(正直に言うと私はズルいので「バーグの人たちは割とエゴサするかも」の気持ちで今ここにそれを書いてる)

発売からしばらく時間が経っているので、さすがに新鮮な気持ちでこの本最高〜〜っ!っていう激情は収まりつつあるけど、すばらしい本なのは変わらない。しみじみとした面白さと優しさがずっとある。

読書を題材としつつその奥には、コンプレックスと向き合う姿やそれに寄り添う周囲の姿勢があって、才能豊かな友人と自分をどっちも肯定していいというメッセージがあって、それらに本当に救われるんです。私にとって本当にあったかい気持ちになれる本なんです。

その後、サイン会が一巡し時間が余ったので、一人ずつ(!?)お二人と写真を撮るのもやった。アイドルとかのイベントだったら追加でめちゃくちゃ買わないと二巡目のツーショなんか撮れないよ……いいのか……。

写真撮り慣れなくてガチガチ

ストーム叉焼さんのカードをスマホケースに入れていたので、それを見つけて下さったかまどさんがストチャーポーズしてくれています。あんま無いよこんな場面。

サービス精神の塊で、機転も効いて、話も上手く、とにかく来た人がいるあいだは楽しませようという気持ちに溢れた空間だったように思う。本当に本当に楽しかった。最近ちょっとあんまりなコンディションだったけどすごく元気をもらった。
まあ、他の回の人には悪いけど? ウチらの20分がこの日の中で1番盛り上がったってかまどさん言ってたもんね!!最強〜〜〜〜✌️✌️
(というのを毎回言っているらしく、みくのしんさんが発狂していた)


お二人が作るコンテンツを、これからも楽しみにしています。素敵な時間をありがとうございました。

余韻で浮ついたまま近くのカフェでプリン頼んだらデカすぎた

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