筋肉チューニングについて ②筋拘縮とは
【筋拘縮】
「筋拘縮」は標準医療の「拘縮」から着想した新概念です。標準医療ではストレイン信号の異常による筋肉のロック現象が見過ごされています。
施術の現場では筋肉のロック現象以外にも、"質の栄養失調"や血流障害に起因するATP産生不足によって硬くなった筋肉も存在します。
これ以外には過度な筋肉トレーニングによってコラーゲンが強化され筋肉が硬くなり過ぎるケースは筋膜の癒着にも影響があります。
筋筋膜性疼痛症候群(MPS)、いわゆる筋痛症の改善研究における日本の第一人者である石川県小松市の加茂整形外科医院の加茂淳院長が提唱する筋肉のスパズム(筋攣縮)のトリガーポイントもこの筋肉の硬さの一つです。
私たちのMTR Method™️ではこれら全ての硬く縮こまって機能しない筋肉を再活性させるため、総称として「筋拘縮」と呼んでいます。
前回の記事のおさらい🌲
・自分の意思で動かせる骨格筋は人体に400もの数があり体重の40%を占める
・筋肉の役割は【自分の体を守るために硬くなること】
・筋肉は伸びることはなく、元の長さから収縮する(縮む)か、縮んだ部分が弛緩する(ゆるむ)かだけである
筋肉の役割として体を守る為に、硬く縮こまることは必要なのだが…
守る必要がない状態でも【筋肉が硬く縮こまる現象】が解除されず守り続けてしまう事で、さまざまな弊害が体に起こってくる。
その弊害の根幹にあるのは…
『筋肉が硬く縮こまり血管が圧迫されることで起きる血流障害』
標準医療で言われている『拘縮(Contracture)』は…
・関節が動かしにくくなる状態
・皮膚,骨格筋,関節包,靱帯などの関節周囲軟部組織が器質的に変化し,その柔軟性や伸張性が低下したことで生じが器質的に変化しその柔軟性や伸張性が低下したことで生じたROM制限
(『関節可動域制限の発生メカニズムとその治療戦略』沖田 実 引用 https://www.jstage.jst.go.jp/article/rigaku/41/8/41_KJ00009647371/_pdf)
・軟部組織の器質的な変化が生じて起こる関節可動域制限
(https://www.study-channel.com/2015/12/limitation-ROM.html)
拘縮における後天性の拘縮の分類として有名なHoffaの分類
標準医療では…
基本的に廃用や固定により動かさない期間が続くことにより、軟部組織と呼ばれる柔らかい組織に拘縮が起こり筋肉が硬くなるという解釈が多く浸透していると思われます。
筋拘縮の概念で説明されるような
・ストレイン信号の異常
・ATP産生不足
により【筋肉が硬く縮こまる現象】が起こるということいついてほとんど知られていない。
この数パターンある【筋肉が硬く縮こまる現象】の解除が可能になれば…
体の様々な症状における弊害の根幹である【血流障害】が改善され、多くの方の長年抱える悩みの症状にも希望がみえるのではないかと思います。
千葉市川、小岩、船橋で筋肉の硬さ、筋肉の痛み、筋肉痛が長引くなどの症状でお悩みの方は筋肉チューニング整体院UROOM市川にお越しください。
巨大建造物より鹿の筋肉や立ち姿に目を奪われた仁木
筋肉チューニング整体院UROOM プレミアムセラピスト仁木洸平
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