はじめてのカウンセリング。子供との距離感。

はじめてのカウンセリングの日。

カウンセラーに、子供と一対一でカウンセリングをします。あそびを通して言葉を拾います。
そこでのことはご両親には基本的には伝えません。
子供にたいしても守秘義務があります。
と言われた。

その時に実感した。

子供は親の所有物ではなく、一人の人格として尊重しなければならない。
頭でわかっていながら、つかめなかった距離感がわかったような気がした。
人付き合いの正しい距離。

そんなことを妻と話しながら待合室で待っていると、50分のカウンセリングが終わった息子とカウンセラーが戻ってきた。
初対面の大人と2人で大丈夫かなと気になっていたが、「楽しかった。いっぱい遊んだ！次いつ来るの？」と満面の笑み。

いつもそう。息子のことを心配しすぎている。
先回りしているなって思いつつも、つい口をだしてしまう。
これは親のカウンセリングでもある。
まだ、うまくいかないかもしれないけど、口なチャックします。
寂しいような、嬉しいような、
少し子離れ出来たような気がした。

子供から、【抱っこして】と言ってくる期間は短い。
特に働いている親にとっては本当に少ないだろう。
抱っこしてと言われたら、ありがたく抱っこしよう。先回りするのではなく、本人が困ったと言ったら全力でサポートしよう。

そんなことを思いながら3人で手を繋いで帰りました。