初めての #ボードゲーム 制作記⑥
突然ですが、テストプレイってなんでやると思いますか?
発売直前の宣伝を除けばゲームをより良くするため、もっと言えば改善点を見つけるためにテストプレイをするという方は多いのではないでしょうか?私もそうでした。1つでも多くの改善点を見つけてやろうの気持ちでテストプレイに望んでいました。
でもそれは大きな間違いでした。別の意識を持ってテストに望んでいれば、今こんなに悩むことはなかったのかもしれません。
今回はそんな話をしていきたいと思います。
現在の進捗
シンプルに詰まっています。
とりとめも無く浮かぶアイデアやゲームのような何かはいくつか出てくるのですが、どうにも形にはなりません。
これは必然とも言えます。自分が面白いと信じて作り始めた物を一旦ゼロにしたのですから。そうそう良いアイデアなど出てくるはずもないのです。
じゃあ旧Traftの面白かった要素から考えてみよう……と思ったタイミングで問題に気づきます。あのゲームの何が面白かったか、てんで分からないのです。自分が面白いと信じて、一時期は楽しく遊んでいたあのゲームの面白さを私は完全に忘れてしまっていたのです。
見落とし
突然ですが私は批判的な人間です。1つ褒める間に改善が5個浮かぶタイプの人間です。
また、テストプレイに協力してくれた友人達はゲームを良くすべく様々な改善案を出してくれました(誤解のなきように言っておきますと本当に感謝しています)。そのおかげもありゲームの欠点が改善できない事に気づき、制作を一次見直すことが出来ました。
その代償として既存ゲームの面白さとその理由を見いだし損ねました。
今の気持ちとしてゲームコンセプトに比べれば他のアイデアなぞ些細なものです。そして、ゲームコンセプトを決める上で大事なのは面白かった、楽しかった要素であると思います。
批判からコンセプトは産まれない事を私はすっかりわすれてしまっていたのです。
今後の方針
しばらくは色々試して楽しい要素を探す事に重点を置きたいと思います。その中で良さげな要素を上手いこと拾って整理してゲームが形になればいいなぁと思います。
後、人のテストプレイに参加する際は自分が楽しいと感じた瞬間、理由を捉えることにもっと注力したいと思います。多くの改善点を挙げるより1つでも多くの好きなポイントを伝える方がそのゲームは良くなると思いますし、自分が何を好きと感じかを言語化し続けることは自分のゲーム制作にプラスにはずです。
来週にはある程度形になっているといいなあ……という願いを込めて、今週はこのあたりで終わりたいと思います。
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