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”#6”「自己破産」の悲劇        (双極性障害の真実)

【双極性障害】の躁状態で仕事を進めていた事で、様々な悪い要因重なってしまい、その結果「自己破産」という酷いものでした。

自己責任と言われたらそれまでです。

懸命にスタッフを守る為に仕事をし続けていたにも関わらず、経済的な問題を解決出来るほど知見が無く、無意味な借金が増えていた事は事実なので、結局、経営者としてはレベルが低かっただけ・・・

人のせいにしたくはないけれど、負のスパイラルに巻き込まれて、頭の中でぐるぐると理解できない事と、納得できない事が巡り巡って、謎の行動をしていた記憶はありますが、何をしようとしていたかは、説明が出来ません。

今思えば、「自分の居場所」を探していたようなきがしています。

一晩中、車を走らせて、朝焼けを見ながら、実家に帰って、夕方まで寝ていいました。 何の解決も出来ないまま・・・

「自己破産」の手続きは、およそ1年ほどかかって結審するので
その間、弁護士の言った事を忠実に守り、好きな車も手放す事になり、自分の好きなモノを全部はぎ取られたような気がしていました。

すでに、家族や親せきにも心配をかけてしまい、裁判所での判決を受けるまで、ずっと自己嫌悪しかなかった。

裁判所では、弁護士や家族と共に、関係者全員、傍聴席に通され、同時に複数の人が判決を受けるという不思議な光景でした。
(その案件では、第3者は入場制限措置あり)

その後10年間、金融機関から”0”回答
ローンもクレジットも通らない状態で、普通の後払いすら出来ない事で
実質、生活保護に近い生活に陥ります。

実家からほど近いところに、食品会社のアルバイト募集が出ていたので、1年程ブランクを開けて、清掃作業から復帰の道を歩み始めるのでした。

当時の工場長さんに感謝!!

※双極性障害と診断されるまで、およそ14年


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