見出し画像

”#10” 3年間は辞めないほうが良いという定説の「嘘」

【双極性障害】この病気は発見されるまで数年以上かかると言われていますが、私は実質的な発症から診断されるまで30年の月日が経過していました
そんな実話の一部を時系列で、記憶を元にリアルで生々しい部分を記載していきます

【注意喚起】病気について個人の感情、言動については当時の記憶に基づいて記載しておりますので、予めご了承下さい。

【本題】
就職すると、先輩や上司から、よく言われる事があります

先輩:「仕事を回せるようになるまで普通は3年はやらないとな!」

私:「そんな事言っても辞める時は辞めますよ」

先輩:「たった1年で辞めたら、次行くとこないだろ」
   「何も勉強出来てない奴が、再就職出来る訳ないぞ」

私:「・・・技術職の僕に何言ってるん??」
  「技術屋は、その程度の脅しは利かないですけどね~」

「手に職」があれば、何とかなる
そんな、考えがその当時から変わらないので、食品加工会社で作業員をしながらも、暇さえあれば、SEになる為に自力で学習をしていた時期でした


2001年~2003年
契約社員として約3年の月日が流れ・・・

業務の幅が広がり、後輩も出来た事で、様々な業務をこなせる事で、自信を付けていった。

しかし、業務が重なっていく事=責任は増えるのです
男性の非正規雇用は、会社にとって安く済む正社員なのです

女性にはあまり業務が振られない為、結果的に無駄な業務も引き受けざるを得ない状況が産まれ、パート、アルバイトさんからも「男なんだから頑張れ!」というのが当たり前の時代

正直な事を言えば、役割としての力仕事はやれても、精神論で男女格差を埋めるのは、上司の意識次第で変えられるはずなのですが・・・
それが出来ない「中間管理職の低能」ぶりはあきれるばかりです

【結論】
3年という期間は、あくまでも古い経験則で語られているだけで
今の時代に合わななくなっているので「嘘」です

能力がある人は1年でもレベルが高い仕事が出来るし
ダメな人は何年たっても、まともに仕事が出来ません

【私信】
私は、紆余曲折ありながらも、しばらくは辞める事なく済んだけれど
時々起こる、「無気力」「腰痛」などに悩みながらも生活の為に仕事を続けていたのでした
2001年あたりの日本では相変わらず「昭和の慣習」がはびこっており、転職する事自体が「悪」という価値観が当たり前だった事が問題なのです


※双極性障害と診断されるまでおよそ10年



【全編無料記事】
シリーズ記事が完結した後、まとめて有料化される場合があります
無料でお読み頂ける期間は未定ですがお早めにお読み頂くことをお勧めいたします

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?