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♡今日のひと言♡フリードリッヒ・ニーチェ
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when what is uncongenial
is really the tone
in which it was conveyed.
天国には
興味深い人間が
一人もいない
In heaven
all the interesting people
are missing.
フリードリッヒ・ニーチェ(1844- 1900~ドイツ・哲学者)
自己の運命は己が切り開くべきとする「実存主義」の先駆的存在。「神は死んだ」の言葉で有名。世界は何か目標に向かって動くのではなく、現在と同じ世界を何度も繰り返すという「永劫回帰説」を唱えた。代表作は「ツァラトゥストラはかく語りき」(1885)など。
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参考~「実存主義」を分かりやすく(改訂)
ニーチェは「実存主義」の中心人物として、ショーペンハウエル、キルケゴール、サルトル、ハイデガーらと名を連ねる哲学者です。
実存主義とは、ざっくりまとめると「運命や他力に依存して生きるのではなく、自身の人生を切り開いていこう」という考え方を基本としたものです。
19世紀に入ると、ヨーロッパでは産業革命が拡がり、技術文明が成立します。1848年には無神論を前提としたマルクスの「共産党宣言」が発表され、1859年にはダーウィンの「進化論」が世に衝撃を与えます。
多くの人々はそれまで、世界の全てのものは神の創造物だと信じていました。
ルネサンスは中世カソリック支配からの解放をもたらしましたが、それはキリスト教そのものの否定ではありません。
「神」は西洋の人々の精神に深く根付いてきたものなのです。
しかしその世界観が崩れ、何を信じて生きていけば良いかわからなくなる時代が訪れたのです。
「神は死んだ」のことばで有名なニーチェは、このような時代に、人々がこれから先、何を指標にどのように生きていくべきかを深く考え「ツァラトゥストラかく語りき」(1885)などの著書で訴えました。
ニーチェの課題は、キリスト教や既成の道徳が一切の価値を失った「ニヒリズム」の世界を克服することでした。そしてニヒリズムを克服するには、ニヒリズムを徹底するしかないと説きます。
ニーチェはこの世界を、理想に向けて進んで行く直線的なものではなく、同じことが永遠に繰り返される「永劫回帰」という言葉で表しています…天国も地獄もなく。
この虚無と苦しみを受け入れて生き抜くことができる存在を、彼は「超人」と呼びます。その力を獲得しようというのがニーチェの哲学です。
外界によって決められた何かに頼ったり翻弄されるのではなく、自分の「力への意志」を強く信じ持って生きていくこと、それがニーチェの実存主義なのです。
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Planet Earth
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