坂口安吾(1906-1955 新潟・小説家)
1931年に「風博士」「黒谷村」で文壇に登場。その後「日本文化私観」(1936)「青春論」(1942)などの随筆を発表した。第2次世界大戦後、「生きよ、堕ちよ」という逆説のモラルを評論「堕落論」(1946) で説き、小説「白痴」(1946)、「桜の森の満開の下」(1947)などを発表、戦後社会の混乱と退廃を反映する作風を確立した。ほかに推理小説「不連続殺人事件」(1947~48)、文明批評的「安吾巷談」(1950)など。
以下、「青空文庫」で全文を読むことができます。恐ろしい話です。