ヒッチハイクで乗せてくれた社長さんが教えてくれたこと。
「データで語れる男になれ」
このことを教えてくれたのは、
大学4年生の11月に北海道から埼玉まで
5日間ヒッチハイクをした時に
一番最初に乗せてくれた不動産の社長さんです。
このヒッチハイクのことは
後々どこかで書こうと思っているので
今日は、この社長さんの話しをしようと思います。
僕は、自分でも不思議なのだが
時々自分の性格からは思いをよらないことを
したりします。
そのいい例が、今回のヒッチハイクです。
大学時代で、本当にやって良かったことの一つです。
友人と二人で北海道まで飛んで観光したのち
札幌の高速道路の手前で大きな画用紙を掲げていました。
(写真は仙台あたりのものです。。。。)
しかし、最初三時間は誰も止まってくれませんでした。
全然目を合わせてくれない人、
目があって逸らす人、
目があってそっち方向じゃないねん
ごめんっていうジェスチャーをしてくれる人、
色んな人がいました。
なんやかんや北海道の11月です。
着込んでいたということもありますが、
寒すぎるのと精神的にかなり厳しかったのを
今でも覚えています。
そして、一旦お昼ご飯を食べて仕切り直そうと
思っていた矢先、ある一台のレクサスが
目の前に停まります。
そして、運転手さんはワイヤレスで電話をしているのか。
乗れっていうジェスチャーをしてくれています。
そして、車に乗らせてもらって電話をしているのですが
電話をしていこともあり、静かにしていました。
すると、いきなりその運転手さんが
「うん。。。OK。。それじゃあ、そこに2000万突っ込もう。」
って言われたので
「あっ。やくざに捕まった。」って思い、
二人で目を合わせたのを覚えています。
その電話が終わって、運転手さんが
「驚かせて悪かったね。面白そうなことしてるじゃん!」
って言ってくれて、自己紹介がてら名刺を渡してくれて安心しました。
これが社長さんとの出会いです。
この社長さんは、30分くらい乗せてくれましたが
その道中色んなことを話してくれました。
・自分もヒッチハイクをしたことがある。
・京都の大学出身で、一代で社長まで成り上がった。
・ここから社会に出る僕たちに対してのアドバイス
色んなことを教えてくれました。
その中でも、印象的だったのが
「データで語れる男になれ」でした。
というのも、まず社長さんがこう尋ねました。
「君たち、ヒッチハイク初めてでしょ?
おそらく1時間以上は誰も乗せてくれなかったんじゃない?」
図星だったので、「その通りです。なんでわかるんですか?」
と聞くと面白いことを言ってくれました。
社長:「やっぱりね。ヒッチハイクをしたことがある人は、
あの場所で掲げないんだよ。」
友人:「え。高速の入り口の近くなんで、そこの方が
捕まるかなって思ったんですけど。。。」
確かに、僕も高速の入り口200-300mくらいだったので
ここだなと思って場所を決めたのでなんでかわかりませんでした。
(イメージ図)
すると社長さんが答えてくれました。
「確かにあそこで構えていたら、その方面に行く車はあるだろう。
しかし、あの場所で掲げられても迷う時間がなくて、
尚且つ止まれないんだよ。」
僕たちは、膝を打ちました。
運転手さんの迷う時間と止まる距離を計算してなかったのです。
続けて社長はこう言ってくれました。
「俺がもしヒッチハイクをするなら、
まずこの高速に乗る車がくる方面を分析して、
その方面のバス停の10m前で掲げるね。
そうしたら、迷って乗せようってなった時に
すぐに止まれるでしょ。
社会に出たらそうやって頭を使わないと
生きてけないよ。想像して、仮説を立てて、
データを元に行動できるようにならないとね。」
もう金言でした。
その後も、ヒッチハイクを元にしたデータ分析の仕方など
色々教えてくれました。
当時の僕たちには新鮮でめちゃくちゃかっこよく見えました。
色んな話を聞かせてもらったくらいで
次捕まりやすそうなところで下ろしてくれました。
そして、写真を取らせてもらって
最後に「......データで語れる男になって、
社会で活躍してください。応援しています。」
と言ってくれました。
それがあってとは言いませんが、
僕は結構データ分析が得意な方で
社内では位置付けられています。
あの時、教えてくれた社長には
感謝しかありません。
本当にありがとうございました。
届かないとは思いますが、
この場を借りてお礼申しあげたいと思います。
そして、まだまだですがデータで語れる男に
なりつつあります。
これからも精進していくともに、
今から社会に出る方々に知っておいて欲しかったので
書かせて頂きました。
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今日は、
「ヒッチハイクで乗せてくれた社長さんが教えてくれたこと。」
を書かせて頂きました!
長めの記事でしたが、お読み頂きありがとうございました。
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ほんじゃあまた明日お会いしましょう!!
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