自炊しない女の微々たる進歩

料理って私にとってはかなりモチベーション高くないとあんまりしたくないものである。

大学生の時、一時期(といってもほんとに短期間)、作り置きにはまったこともあったけど、なんか馬鹿みたいに作って馬鹿みたいに食べていたので、特に節約にもならなければ、健康的にもならず、なんなら劇的に太ったし、
1回作ったものはなんかゲームクリアした気持ちになって作る気が起きず(謎現象、謎理論)、
気づけば全く自炊しない女になってしまった。

働き始めてからは気合い入れて料理らしき料理を作った記憶がほぼほぼない。

朝は食べず、昼は会社のビルに入ってるお弁当屋さんで適当にお弁当を買って食べ、小腹がすいたらオフィスグリコのお世話になり、夜残業の日はコンビニで弁当を買って食べる。ほぼほぼ残業なのでこれがデフォ。

早く帰る日でも作るのめんどくさくて、スーパーの惣菜やコンビニの弁当を食べる。

ごくたま〜に鍋を作る時もあったけど、ほんとに稀。

米は長〜い間炊いてない、、、

でもこの外出自粛期間の、引きこもり生活の中で毎回スーパーやコンビニに弁当を買いに行くのもちょっとなーと思い、若干変化してきた。

といっても料理してまっす！とは言い難いレベルだけれども。。。

サトウのごはんを温めたり、蕎麦をゆがいたり、冷凍のアヒージョの具材をオリーブオイルで炒めたり、タコライスの元を温めレタストマトチーズを乗せたり、、、

あっためるだけ、炒めるだけ、切って乗せるだけ、という簡単な工程だけなら、この私でもやれるみたい。

これでちょっと楽しくなって、とかは全くなく、気合いを入れて台所に立つことはぜーんぜんっしたくない。

どーせ気合い入れて自分で1から作ると、また馬鹿みたいに作って、馬鹿みたいに食べるのが目に見えている。(そういう意味でもサトウのごはん形式で、1回の量が制限されてる方が私には合ってるのかも。)

ただ、めちゃくちゃちょっと、ほんのちょっとだけど少し人間らしくなったように思う。

進歩。

おしまい。