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茶道教授の独り言
2022年3月30日 08:01
「春暁の 新聞配達 足早に」日中は温度もようやく春めいて来ました。しかし早朝は未だ、寒いのです。新聞配達の人もそれを避けるかの様に、足早に過ぎて行きました。
2022年3月29日 11:03
「花咲けば 本丸跡も 雲の中」空堀を隔て、昔の本丸の跡を見上げました。桜の花に包まれ、まるで雲が隠している様でした。
2022年3月28日 08:43
「花時の 友の忌日は うらやまし」西行法師の歌「願わくば花の元にて春死なん」では有りませんが・・・三月の終わりに旅立った、旧友のうらやましい事です。辺り一面の桜に送られ、手向けの花としてはこの上ない物でしょう。
2022年3月26日 07:15
「通学の 自転車速し 春めきぬ」某大新聞地方版に、採って頂きました。暖かくなると朝見かける生徒さん達の、自転車のスピードが上がっています。これもうれしい春の兆しなのです。
2022年3月25日 07:35
「軍記物 また読み返し 日永なる」太平記は歴史書の分類ですが、誠に面白い本です。動乱の時代には、様々な人が現れます。その両側の人々が、個性的な魅力に溢れていて・・・
2022年3月23日 07:15
「初桜 旅一日目 海沿いを」桜の開花に合わせた、旅をしました。チラチラと枝先に、花が見えています。春の海は穏やかで、眠気を誘います。
2022年3月22日 11:14
「東京駅 中央通路 春の朝」遠出するので、通勤時間帯の東京駅を利用しました。大変な人の波で、少しばかりの寒さを感じさせない程でした。
2022年3月19日 07:10
「花冷えや 行く先表示 変わる時」一度暖かさに慣れた体に、厳しい寒の戻りです。人を迎えに上野駅へ行くと、皆様しっかり冬の装いでした。
2022年3月18日 10:34
「麗らかや 墓参の父母に 従いて」春のお彼岸、良く墓参に行きました。帰り道大好物の{牡丹餅}を買うのが、楽しみでした。
2022年3月17日 09:35
「恋終わる 人も居るらし 卒業式」大学生となると、皆バラバラ。遠くになる人とは、もう会えないかも知れません。小さな恋の、終わりの時です。
2022年3月16日 09:39
「卒業の 乾杯は未だ ジュースなり」高校の卒業式。もう既にアルコールが似合う顔付です。ジュースを手にして別れを惜しむのは、子供時代への惜別でも有るのです。
2022年3月15日 06:43
「春月に 参道白く 遠く迄」月明りに照らされた、無人の参道。どこまでも続き、私を違う世界に誘う様でした。
2022年3月14日 06:50
「春の昼 帯の決まらぬ 外出着」遅刻して来た女友達が「ごめんね、帯が決まらなくて」何時もの言い訳です。{前日に、ちゃんと用意して置けば良いのに}「違うの、その日の気分が大事なのよ」ふん何を着たって、顔が変わる訳じゃ無いのに・・危うく口に出かかりました。
2022年3月13日 07:26
「麗らかや 日曜学校 始まりぬ」教会の鐘の音が、聞こえて来ました。日曜学校が始まる合図です。クリスチャンでは有りませんでしたが、聖書の話を聞きに行っていました。新約旧約両方を、3年かけて教えて頂きました。その時得た知識が、西洋美術を理解する上で役立ちました。レンガ造り・蔦が絡まり・明治期から続く、カソリック教会でした。