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天使とともに。

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親友同士のミナトとカナデの、カイロみたいなお話。触れるのは温もり、待ち受けるのはゴミ箱。 1話:泣いた日 2話:落ちた日 最終話:死んだ日
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#短編小説

【小説】天使が泣いた日

“スマホにも人間にも充電が必要だ” そんな親友の言葉を思い出した。学校を休んだ罪悪感と、…

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【小説】天使の羽が落ちた日

第二話 “ずっとミナトと親友でいたいのは我儘?” それはきっと永遠に我儘だ。そう思いなが…

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【小説】天使が死んだ日

最終話 「手が痛い…」 冷え切って乾燥した冬の夕方。私、ミナトは悴む手をポケットに押し込…

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