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じいじの初蕎麦
初めて作ってもらった祖父の蕎麦を
私は今でも覚えています。
なぜなら、それはとても蕎麦とは言い難いものだったからです。
ポロポロとすぐに切れてしまう蕎麦
全くもってコシのない蕎麦
そばよりもうどんに近い太さの蕎麦
このじいじの蕎麦は
世界で一番美味しかったです。
どんな見た目でも、どんな食感でも
蕎麦が大好きな私のために
せっせと打ってくれた蕎麦は
世界で一番美味しいに決まっています。
美味しくて美味しくて、
私はお代わりをたくさんしました。
しかし、弟は違かったようで…
「こんなの蕎麦じゃない!うどんが食べたい!」
と弟に言われた時の
あの祖父の悲しそうな瞳は今でも忘れられません。
「そば屋のことは書かないのか?」
と思われるかもしれませんが
この弟の言葉によって
祖父の手打ちそば魂に火がつきます。
夜分遅いので、今日はここまでで。
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