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祖父たちが営んでいる手打ちそば屋さんのお手伝い兼プロデュースをしている大学2年生の女の…

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祖父たちが営んでいる手打ちそば屋さんのお手伝い兼プロデュースをしている大学2年生の女の子のおそば屋さん日記。

最近の記事

じいじの初蕎麦

初めて作ってもらった祖父の蕎麦を 私は今でも覚えています。 なぜなら、それはとても蕎麦とは言い難いものだったからです。 ポロポロとすぐに切れてしまう蕎麦 全くもってコシのない蕎麦 そばよりもうどんに近い太さの蕎麦 このじいじの蕎麦は 世界で一番美味しかったです。 どんな見た目でも、どんな食感でも 蕎麦が大好きな私のために せっせと打ってくれた蕎麦は 世界で一番美味しいに決まっています。 美味しくて美味しくて、 私はお代わりをたくさんしました。 しかし、弟は違かったよ

    • じいじがそば打ちを始めた理由

      今日は、どうして私の祖父が そば打ちを始めたかについてです。 祖父は、元は山梨の人ではありません。 定年して山梨に移住してきました。 山梨にはおそば屋さんがたくさんあり 祖父はよく食べに行ったそうです。 そこで祖父は、 「自分でも打てるようになりたい」 と、思ったと同時に 私(当時はまだ小学生)がおそばが大好きだったので 「手打ちそばを作ったらきっと喜んでくれる!」 と思ったそうです。 そして、祖父は近所のそば打ち講座に通うようになりました。 この講座は、白州名水そばに

      • 女子大生と愉快なじじばば達

        はじめまして。 私は、祖父達が営んでいる手打ちそば屋さんのお手伝い兼プロデュースをしている、普通の女子大学生です。 時間がある時に、たまーにふらっとお手伝いをしに行っています。 おそば屋さんは 山梨県北杜市の白州町にぽつんとあります。 『白州名水そば』というお店です。 見た目がそば屋っぽくないため よくお客さんが通り過ぎます。 ですが、味には自信があります。 今日から、 祖父達のおそば屋さんについて つらつらと書いていこうかと思います。 このようなことを書くのは初めてな

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