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英文校正サービスを使ってみた

(具体的な投稿先を挙げるのは控えておきますが)英語論文を投稿するために英文校正サービスを使う機会があったので、その感想やらを書いてみようと思う。私の英語力が貧弱なこともあり、結構ガッツリ赤が入った状態で校正原稿が返ってきたなぁ…という印象です。
(※私はあまり英語が得意ではないので、以下の内容は、間違っている可能性があります)

話し言葉と書き言葉と論文言葉の違い
これは日本語でも同じことが言えるのかもしれないが、いわゆる話し言葉・書き言葉・論文言葉には差があるなと感じた。

例えば…, such as~みたいな表現は軒並み…, e.g., ~に訂正されていた。
また、…, so ~のような記述はconsequentlyに訂正されるなど、全体的に堅い表現が好まれているようだ(ニュアンスの違いを知りたいなぁと思ったり)

あとはet al.のようなラテン語的な表現も論文ならではの記述かなと思う。

冠詞の難しさ
日本語だと意識しないで良いため、冠詞を正確に記述することに難しさを感じた。状況によってsupport vector machines(分類器)だったりa support vector machineだったりthe support vector machineだったりするのは慣れないと難しい(慣れても正確に記述出来ない気がする)

ある程度英語を書けないとスタート地点に立てない
これは業者によって異なるのかもしれないが、英文校正する人は日本語を読めるとは限らない(というか、原則読めない)

私の研究分野だと、英文校正者は情報工学や機械学習の専門家ではあるが、日本語を読める人とは限らないということになる。そのため、こちらの意図が伝わる程度には英文を書けないと、スタート地点に立てないというむずかしさがある。

単語のセレクト
ある意味当然ではあるが、日本語の単語と英語の単語は1対1対応している訳ではない。例えば、今回適切に記述出来ていなかったのは「示す」だったかなと思う。

日本語だと「シミュレーションにより〇〇という現象が示された」「(1)式を変形することで△△が示される」「~~ということを示そう」みたいな広い意味をカバーする「示す」であるが、それぞれdemonstrate, show, describeのように適切な単語を選択する必要がある。

まとめ
やはり、慣れないと難しいなぁ・・・(´・ω

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