【ジャパンディ】簡単にできる、難しくない!今注目のおしゃれなインテリアJAPANDIの作り方を大公開
こんにちは、崇島です。
今回は「やってみたいインテリア」の独自のアンケートNo. 1、北欧/ジャパンディについてです。
馴染み深いけど説明しろと言われたら困る北欧インテリアと、最近よく聞くジャパンディについて分かりやすく解説していきたいと思います!
まずは、和モダンとジャパンディって何が違うの?とという疑問がある方も多いと思います。
①和モダン、ジャパンディの定義
基本的に海外で流行っているスタイルです。
日本にいるとジャパン要素が身近にあるのでピンとこないと思います。和モダンと混同してしまうのもそれが原因です。
モダン=近代的という意味ですよね。和モダンというのは「和を近代的にした」ものです。簡単にいうと、和モダンは古典的な日本のお家を現代的にしたって感じで、和クラシック→和モダンに変化したものといえます。
モダニズムは、シンプルさ、形の明瞭さ、そしてデザインにおけるノイズの排除という、当時のヨーロッパでは新鮮な考え方でした。デコラティブな装飾があるものが当たり前だったのです。
ではジャパンディはというと「北欧と和をミックスした」もの。つまりジャパン+スカンディナミビアであり、ミックススタイルなわけです。
そして、和は当然日本以外にはないので、海外から見たら新鮮でした。中でも海外から見ると「禅」の概念がなく、「落ち着く間」「自然な様」などワビサビ、日本ならではの美意識が新たな価値観としてジャパンディというスタイルを生み出したと思います。
②ワビサビってどんな感じ?
家にあるものの中で、ジャパンディの侘び寂びといわれているようなものを探して例に挙げてみます。
こういった工業的ではない感じ、経年変化や味があるという雰囲気がワビサビ・日本的なもののイメージとされていると思います。
③北欧スタイルを知るとわかる
ジャパンディは北欧と和のミックスなので、まずは北欧スタイルの特徴を掴む必要があります。
では北欧スタイルとはどういうものか?
北欧と言うと「ナチュラル」「白っぽい」「シンプル」と言った印象をお持ちだと思いますが、ナチュラルウッドで白っぽくシンプルであれば北欧スタイルになるか?と言われればそれだけじゃない気もしますよね。
その印象は見えている部分だけになっているんです。
海外からの情報を収集して特徴をまとめてみました。
北欧スタイルの特徴:
シンプルなライン
ミニマリズム
★機能性に重点を置く(合理性)
★かといって美しさを犠牲にしない
居心地の良さを重視
過剰に物を置かない
★自然光を最大限に入れる
ベースは明るい落ち着いた色(白とウッド)
遊び心のある色(アースカラー)
このスタイルの考え方は、この地域北欧の自然環境と気候の結果です。
冬の長い期間中、できるだけ多くの光を反射するように白いベース、自然光を取り入れる。温もりのある素材。お家にいる時間が長いので、室内でも楽しめる色や美しいデザインや便利で長持ちする家具など。環境に対して理に適ったスタイルなわけです。
④市販品で再現してみる
まずは基本の北欧スタイルを作っていきます。
①何もない部屋から始めます
②カーテンを取り付けます
③メインとなるテーブル
④チェア
⑤サイドボード
⑥ペンダントランプ
⑦植物
⑧デコレーション、オブジェ、ポスター
⑨暗いのでテーブルランプ
⑩ラグでグルーピング
これでベーシックな北欧スタイルが完成しました。ジャパンディはここまで出来るとめちゃくちゃ簡単です。
ベースは北欧なので、アイテムを変えれば作れます。
⑤ジャパンディにカスタム
①テーブルを落ち着いたグレー天板に変更
②椅子はメリハリの効いた黒いライン
③サイドボードは同じでOK
④ペンダントランプはレクリントから&Traditionの丸みがあってワビ感のある紙
⑤植物は生きている観葉植物からサビ感のあるドライ(本当は枝とか)と焼き物と天然素材のフラワーベース
⑥鳥モチーフから彫刻のようなワビサビを感じる101 COPENHAGENのフラワーベース
⑦ポスターは、自然のイメージから、抽象的な絵柄に日本の伝統色のような燻んだ色を使用したものへ
⑧テーブルランプはパンテラ(北欧を代表する照明)から、ペンダントに合わせて日本のアカリ
⑨壁も日本の伝統色の江戸鼠 (えどねず)のような色でちょっと渋さをプラス
ジャパンディは北欧をベースとしたワビサビ、お分かりいただけたと思います。
新しくて懐かしい、落ち着くスタイルのジャパンディ。ぜひ参考にしてみてくださいね。
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