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【インテリアテイスト13選】モダン、北欧、インダストリアル、ミッドセンチュリー、トラディショナル…ってなに?徹底解説します

こんにちは、崇島です。
今回はインテリアの様々なテイストの一部をご紹介します。

インテリアのテイストって、よく名前は聞くけど実際それってどういうものなのか?なんとなくこんな感じだけど、あまりはっきりわからないな…と思いませんか?
そういった疑問がある中、たくさんの種類から13種に絞って説明していきたいと思います。
気に入ったテイストが見つかったら、部屋作りの参考にもなると思います。


①モダン 再現度★★★★

スッキリ、シンプル。モダンと言うのは現代的と言う意味です。
装飾やアクセサリーは少なく、カラーもモノトーンが中心です。
金属やガラスなどの工業製品を多く用い、クールな印象です。


②北欧 再現度★★★★

シンプルで控えめな印象。北欧諸国の生活様式として部屋で過ごす期間が多いことから、機能性と芸術的なフォルムを同居させた、使いやすく美しい家具や小物が特徴です。

自然光を最大限に生かすため、白を基調とします。
彫刻的なもの、天然繊維や毛皮を使うことも多いです。


③ミッドセンチュリー 再現度★★★

50〜60年代のレトロ感のあるスタイル。
当時の最新のスタイルなので、モダンでありノスタルジアもある印象です。
技術革新が起こったことで、新素材のグラスファイバーなどを使った家具が特徴的です。

ミッドセンチュリーモダンとも言われ、ミニマリズムや機能性を重視したテイストとなっています。


④トラディショナル 再現度★

イギリスが元のクラシックなスタイルです。
豪華な装飾、豊富なアクセサリー、濃色ウッドの家具などや、ベルベット、シルク、ブロケードを用いた華やかな印象です。
このようにディテールが多く深みが重要で、新品では作れないタイプのテイストなため、再現するのは難しいでしょう。


⑤トランジショナル 再現度★★★★

アメリカ発の、伝統とモダンのミックススタイルです。
アイテムは多過ぎず、スチールやガラスなどのモダン素材も使ってスタイリッシュさとリラックスを共存させています。
天然素材しかなかった時代には作れなかった工業製品を用いることで、重く野暮ったくならないようにバランスをとったテイストです。


⑥ボヘミアン、民族系 再現度★★★

モロッカン、アジアン、中国など地域の特色が出たインテリアです。
ボヘミアンはアメリカ、モロッカンは北アフリカなど土地にルーツを持つアイテムが特徴。

ルールは特になく、それぞれの地域のテキスタイルや刺繍などのファブリック、家具、照明を取り入れたり、植物を多く用いてプリミティブな雰囲気を出したテイストです。


⑦インダストリアル 再現度★★

倉庫や工場などのイメージを再現した無骨なスタイル。
元々そういった建物をそのままアトリエなどに使った、アイテムやスペースの再利用から始まったインテリアです。

実際に東欧の工場で使われていたライト

金属を使ったインダストリアルランプ、レンガ、ダクト、木材が剥き出しな未完成要素が特徴的で、高い天井や古材がポイントになるので再現度は低めだと思います。


⑧コンテンポラリー 再現度★★

意味としては現代的となっていて、モダンと混同されがちです。
ジャンルというよりは「最新のスタイル」という概念そのものといった感じで、流動的で定義しづらいテイストです。

その時その時の一番現代的なイメージをコンテンポラリーと呼ぶため、今と10年後では内容が変わってきます。
インテリアとしてはどちらかというと精神性を表すような用語です。


⑨ミニマリスト 再現度★★★★★

モダンを基本にさらに簡潔にしたスタイル。
シンプル・合理的で、装飾はほぼなく必要最小限なインテリアです。
むしろ使うか使わないか、いかに無駄を削ぎ落とすかを追求した結果シンプルな家具になったといった感じで、精神性や考え方から逆算したスタイルです。


⑩フレンチカントリー 再現度★

プロバンス地方が発祥のインテリア。
温かみがあり素朴な家具は全体的に白が基調で、金をアクセントにしたスタイルが多いです。
素材としては石、レンガ、木材などの自然素材で、郷土や時代の生活に密着した正統派インテリアのため再現は難しい部類です。


⑪ラスティック 再現度★★★

ベースはモダンでスタイリッシュ。
温もりのある木や石など素朴な素材を使い温もりがある雰囲気です。
古代のような飾り気のないイメージでいながら、モダンアクセなどを使い、清潔感がある空間にするミックススタイルです。
上手に作ればすごくオシャレにできる、抜け感がポイントのインテリア。


⑫シャビーシック 再現度★★

カラーは白、クリーム、パステル系を多用し、華やかな照明を使うフェミニンな雰囲気のスタイルです。
フレンチカントリーと近いタイプですが、シャビーという意味通りボロボロで使い込まれたようなアンティーク感が特徴です。
白くペイントした家具が経年によって剥げた風合いが、甘さを抑えてシックに感じさせるというミックスコーディネートになります。


⑬コースタル 再現度★★★★

いわゆる西海岸系(コースト)のテイスト。
青や緑などクールなカラーを使い、白やベージュの明るい色と組み合わせたスタイリッシュでニュートラルな印象のインテリアです。
大きな窓や白くて豪華なソファが開放的で、肩の力の抜けたリラックス感を演出します。
自然光がたっぷり入る明るくて広い空間は、カッコつけない自然なアメリカ西海岸の雰囲気そのものです。

たくさん紹介してきましたが、気に入ったスタイルはあったでしょうか?
同じ空間でも、選ぶ色やものによってこれだけ違う雰囲気になるのがインテリアの面白いところですよね。
テイストが決まれば、部屋作りの方向性も自ずとわかってきます。

次回はこの13のテイストを使い、もっとオシャレな部屋にできる理論を説明していこうと思います。

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