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焙煎モニターZEN1.3=シングルセンサー+PCLink

マニュアル焙煎向けコーヒー焙煎モニターZENの次期バージョンをプログラム面でどう改良するか考えるコーナー。どんどんぱふぱふ

上の写真は次期ZENの画面ではありません。自動制御用でテスト中だったやつです。こんなにごちゃごちゃしませんので一応。

焙煎はスポーツであると誰が言ったか知らないが、言ってないかもしれないが、マニュアル焙煎ってスポーツに似てますよね。五感を研ぎ澄まし今を掴む。焙煎は産地、乾燥度、ロット、外気環境その他まとめて一期一会。一発勝負のマニュアル焙煎が面白い。みんな焙煎を楽しんで日本のコーヒーの質を上げていきましょう。

 さて「感覚を邪魔をせずに必要なことだけを実装する」と言うテーマで開発した禅ですが、今後も?そのつもりでやっていきます。前回の評価はこちらからご覧ください↓ 評価頂いた方にはありがとうございました。



タイトルでネタバレしてますが、実際の開発を前提に検討した経緯です。

PCLink
 とても要望が多い。
 私もはじめの頃はPCつなげたらデータ残せるなあって思ってたし、データ重視派の焙煎ブロガーとかはグラフで解説してるし、モニターに写ってるのを誰かに見せたい気分、何が必要か見極める前ならとりあえず高機能であればカバーできると思うでしょう。
 ただ、機能のメインはあくまで本体重視です。PCリンクはOSに乗るから慎重に作るので本体と同時リリースは期待しないでください。まずは本体で使い勝手を見てもらって必要と思われる機能から追加していく感じにします。使えば本体だけで充分だってわかるけど、憂いなく導入できるようにPCLink、作ります。
 テーマはイージーセット。ZEN1もそうだけどとにかくシンプルにしたいので、操作性も初期設定もプログラムに疎い人が使えるように。USB刺したら完了が一番だけど、クリック数回くらいは必要かも。

センサー数
 
アンケートではダブル派が優勢。参加いただいた方にお礼を申し上げます。最後まで色々考えました。
シングルセンサーについて
 センサー1つでもあればグラフ表示が無いときに比べて別世界という基本コンセプトは達成しているし、プロ/セミプロ複数のユーザーからの意見もシングルで充分とのこと。一度作っているので再開発も早く価格も抑えられる。広いユーザーに本格計測を手軽に提供するという意味では最適解。(以前も書きましたが開発環境とデータバンクがぶっ飛んだので「再開発」なのです。)
ダブルセンサーについて
 ダンパーなど排気コントロールのある複雑な焙煎機を使う方や、私も焙煎機自作中3センサーまで焙煎実験してましたけど、2つ目3つ目は本当に補助的に使うだけなので、よくよく考えればグラフ化する必要低いなーと思ってます。開発に当たってハード面を再々検討したところ製品化にはCPUと基盤をがらっと変更し試験やパーツの選定をやり直す必要があるので制作期間と価格が想定より超えてしまいそう。
 結局、多機能の理想を追うよりさっさと実戦で使ってもらうほうが日本のコーヒーのためでもあると思います。なのでダブルは未来に持ち越しか、どうしても必要ならどこかプロ用の機材を導入してもらうということで、ダブルに1票入れていただいた方には申し訳ありませんが、とりあえずシングルセンサーで試してみてください!

分速表示
1分間に何℃上がったか。
 ZEN1では毎秒の上昇を0.1℃刻みで色分けしてるんだけど、ベテランロースターの焙煎解説では分速で把握してる方も見かけるので、それを参考に学習する人も多いだろうということでコード容量に余裕が有れば。3秒間隔がいいって人もいた。

あとは、この機能、もしかしていらない?って思ってる重箱の隅。

画面表示のZENMode いる?
 必要以外の文字表示を消す画面モード、数字が一切なくて縦横線と温度グラフのみっていう悟りバージョン、「らしさ」が出ててるって言ってくれる人もいるんだけど、使ってる人いるのかなあ。残すかどうかはコード量次第。

履歴の保存動作 いる?
 自動保存はやめて、電源切る前に保存操作をワンクリックで。「履歴無しで使ってる」という硬派な方もいるので、焙煎に必要なのは本当にグラフだけでいいんだろうと思う。焙煎時に集中できれば役割は充分だもんね。履歴も1件でいいのかも。

画面の上下反転 いる?  任意の位置で使いやすいように画面と筐体をリバーシブルにしてあったけど、何件か設置写真を見せていただいたところ多分日本の文化圏で暮らす人はそれくらい工夫できる。ボディの構造材は前回のnoteで書いたカーボン系FDM出力で行きます。

スプラッシュ画面
 起動時の画面表示。気合を入れるために起動画面を作ったけど、意外とコード容量を消費するから機能を入れて足りなくなったら削るかも。

で。

価格
 前回のnoteで書いた通り、アンケートでの提示価格は卸価格的な設定にしてあります。はじめのロットで予約してくれた方に行き渡ったところで、それ以降はアマゾンなり、取扱のお店が出ていただければそちらに卸すということになりますので、単品販売で卸価格は出せなくなると思います。例えるならクラウドファンディングのファーストリターン(と言うかは知らないがw)みたいな扱いでしょうか。情報早い人は得をするってやつです。

販売時期
 予約販売のショッピングカートが8週間上限なので開発が8週間以上かかるようなら購入として精算させていただいてお待ち頂くような意思確認をさせていただきます。
 8週間とは書いてありますが、年明けくらいでパーツ発注するまでに反応が不調なら中止するかもしれません。皆様お誘い合わせの上お申し込みいただけますと幸いです。

 12月25日までにご購入であれば15%OFFのクーポンが発行されるらしいので、使ってください。ちなみに支払い方法やクーポン関係の質問はカートの運営会社”BASE”へお問い合わせください。私の方では完成時に精算させていただければ問題ありません。

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BASEクリスマスキャンペーン告知より

いろいろ書いてたらやるべきことが明確になってきた。
さて、ZENは再販されるのでしょうか。


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