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やっぱガスだよね 焙煎モニターZENzero制作記V49 自動化+Mac開発に移行
どもっす。コーヒー界的にもツイッター( )界的にも、そして東京から一番時間がかかる風の谷の更に奥みたいな辺境中の辺境からこんにちわ。
現状動画
先日、ヒートガンで自動制御するかもとかナントカ言ってましたけど、
動画1分32秒
アンケートにお答えいただいた皆さんありがとうございました。ご覧のとおりです。新しい焙煎機作るのめんどくさすぎてスタンドアローン版ROVOからサーボ周り引っ張ってきました。
ガスは多少複雑な実装にはなりますが、他の人がやらないだろうという面倒率高めのほうが萌えるんで、直火好きと言うのもあって勢いです。サーボ回路さえ作っておけば電気のON/OFFくらいあとから追加できますしね。
基本動作は
・ボタンを押したら予熱開始
・予熱目標に達したらタイマー開始
・履歴に合わせてガス自動
みたいなかんじ。
動き的にはYoutubeで公開してたROVOの初期型の進化版と言う感じでしょうか。指定した温度に対して貪欲に追い続けます。
サーボの操作はアプリのZENzeroApp経由で行います。
メインのZENzeroデバイスから取得した温度と、履歴データとの差分を計算してサーボを調整します。
PlusデバイスをBluetooth接続するとコントロールパネルが出現する感じです。特に難解な設定はありません。
最近気づいたんですけど、デバイス使わずにグラフ表示機能だけ使ってる人も結構いるんですよね。フィードバックくださいね。
初見さん向け情報
まずは計測デバイスが必要なんで、初見の方に紹介しておきます。
焙煎環境は温度計が豆に突っ込めるかどうか、そこがポイント。
まあ当たり前ですが、温度計を豆群に突っ込む。表面温度を計測する。これ大事。先端が長くて曲げられるセンサーとかも売ってるからがんばってください。うちのマル秘焙煎機は用途色々で5本刺さってます。
基本火器にはカセットガスで市販品最強のイワタニのBo+を対象に作っているので、すり合わせで困ることはないと思います。
ガス缶は半端に残るのが嫌なので、3本束ねて供給するキャンプ用?のアダプター使ったりもしてます。たまに。
焙煎自動化環境
話を戻して自動化機材の話なんですけど。
設置
動く部品(サーボ)があるので、ひとつだけ、ガスのつまみを回すサーボをデスクにクリップで止める必要がある。
クリップというのは一種の安全装置で、物理的に外せるから何かでパニクったときでも直感で対処できる。がっちり直結はしない。そこらへんにあるプラのバイスで動かないように挟むだけ。
そもそもはじめからパニクらない設計を心がけてますが、それぞれ異なる焙煎環境だからフェイルセーフは多重あっても無駄はない。
何かで焦ったときにリセットスイッチを的確に押せるタイプの人か、サーボ丸ごと外しちまえってパワー系の人かしらんけど、何かあったら消火。焙煎に限らず基本中の基本。
デバイス
肝心のPlusデバイスについて。
設計にそんなに時間はかからないはず。一度作ってる基盤の合成だからね。
まずは自分の分を作りますが、バグ取り終わったら基盤を10枚発注してみます。最小ロットが10枚なんですよ。まーパーツも用意しなきゃなので在庫抱えるかはわかりませんが、リクエスト分は作ります。ちなみにBASEで予約受けてますので良かったらどうぞ。
開発
そうそう、これを機に開発環境を半分Macに移動したんですよ。Winマシンはクーリングファンの音が大きくなってきて気が散るので。ヒートシンクにグリス塗り直したら戻ったんだけど、新OSがちょっと面白そうだったので久々にMac動かしてみたら細かい改良が進んでて なかなか快適。
昨日あたりは動画で言ってる遊び角の補正周辺を実装してました。反応がかなり滑らかになってます。
ちなみにMacOS使うならこれだけ入れないと使い物にならない的なあれこれは近日中にまとめますね。
…と、Mac環境が動いたいうことは、何ができるのかというと、iPhone用の開発ができるんですよね。
iOS
すでに実機とエミュで動かし始めてるんだけど、エミュでは完全な再現テストはできず、テスト用実機も1台しかないのでちょっと不安な感じ。そしてAndroidでさえ安定してないのに並行して実装するにはちょっと荷が重い。よって開発速度は遅い。そんで実機テスト用にだれかXR以降のiPhone下さい、って呟いたけど反応なしw 師匠に「制作で持ち出しだけはしちゃなんねえ」って言われてるのもある。(今更感)
ということでYoutubeでiPhoneで使えますか、って何度めかの質問あったから 極秘で作ってる って言ってたのですが、実質極秘状態から脱してません。
焼いとけ
まー Androidのスマホは1万台新品で買えますよ。とりあえずAndroidを焙煎専用機で用意して、焙煎研究進めたほうがいいと思うんだけどな。iOS板がリリースできれば兼用の予定だし。
先日も紹介したこれとか、
富士通から発生した会社でMILスペック(米軍準拠)の丈夫さです。うちでもテスト専用デバイスの1台として使ってます。指紋認証は少し緩めに登録しといたほうがいいかも(強く押し付けて登録すると認識してくれなくなる)。
つーことで中間報告でした。
次回以降の記事予告
Macで入れないと使い物にならないアレたち2+1+1
ネルドリップ原理主義
メモボタン拡張予定
みたいなかんじかなあ。
よろですー。