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EKSEPTION / 雑感
1967年結成のオランダのロックバンド「エクセプション」の編集盤。お金ない時はレコード屋さんの安いレコード棚をあさるに限りますがこちらもその時に購入。なんか変なジャケットだったので。
前述しましたが今作はオリジナルアルバムではなく編集盤なのですがリフレクションというシリーズで色んなバンドのが出ている様子。ジャケ裏見ると広告が載っていて「ヤードバーズ」や「ジェネシス」のも出ているようですがそれらはちゃんとバンドメンバーがジャケに写っているのに今作は謎コンセプト絵。全くどんなバンドが分からない。
ライナー読もうにもオランダ語っぽくて分からないので聴くしかないということでとりあえず聴く。針を落とすとクラシックが流れてきていよいよワケがわからない。何を私は買ったのか。
とりあえず聴いているとクラシックのオーケストラの音がブレイクしてバンドサウンドに変貌。あらカッコよろしい。なるほどそういう感じね。
少し調べたらこのバンドはプログレバンドらしいのですがクラシック音楽とロックサウンドを融合させようとしていた様子。曲目見てもそれは顕著でした。バッハやベートーベンあるし。今だとわりとベタな試みに感じますが当時だと新しかったのかしら。
クラシック音楽をサンプリングしてロックにするのはイギーのイメージが強いですがこちらはメタルではなくファンクやジャズの影響が強めな印象。ブラス隊がいるバンドなのでホーンがクラシックとぶつかって再構築されているのも面白いです。
どの曲でも鍵盤が強く存在感を放っているのですがどうやらキーボード担当のリックという人がこのエクセプションを辞めた後に結成した「トレース」というバンドのが有名らしい。今度聴いてみよー。
編集盤ということもあってか曲の印象が似たものが多かったので今度オリジナルアルバムあったら買ってもうちょっと掘っていこうかなとも思います。コンセプトがハッキリしてるので多分同じような曲が続く気もしますが。
正直ワールドミュージックの安いレコード棚あさって購入したのでちょっと思ってたのと違いましたがこれはこれで良かったのでせーふ。また新しいバンド知れたのも良かった。興味は俄然リック氏の後バンド「トレース」の方にあるのは内緒です。
そんなこんなで
それではー。
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