岐路
20241003
人生は選択の連続だ、と誰かが言っていた。
常に選択し続けている、とも言っていた気がする。
毎日朝起きてから夜寝るまで何かを決定し続ける毎日で、毎日毎時間毎分毎秒、何かを決定し続けて日々がまわっていく。
常に決定し続けていく人生なのに、人間は往々にして迷うし困るし悩む。
日常の決定事項は、無意識的な意思決定であって、何か強い思いが働いて決定している訳ではないからなのだろう。
人生の岐路に立った時、自分自身の意志の強さとか、真の決断力とか、そういったものが試される。
…
ずっとそう思ってきた。
いや、正確には、ずっとそう思い込んできただけなのかもしれない。
恐らく、
人生の岐路に立った時じゃなくて、
「日常生活」の中にある、
意志の強さとか決断力とかが大切なのだと最近考えてしまう。
日常でどのような選択をしているか、
そういうことが
人生の岐路に立った時とか、何かいつもより重要な決め事をしないといけない時とかに試される、
真の決断力に繋がってくるのだと感じる。
ずっと見て見ぬふりをしてきたことを最近、少し後悔している。
全ての決定事項や選択に意識を傾けている暇なんてないし、無意識に進む全てを無理やり意識的にする必要はないと思う。
ただ、私は私自身について、自分の意思とか軸の持ちようを変えていく余地があるし、変えることができる、と感じている。
自分のまだ成長できる部分なんじゃないかな。
自分の生き方は運とか何かに任せないで、自分で決めていきたい。