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親のケア。

今朝、少し遅めに散歩に行きました。
時間的には出勤時間。
誰もが戦闘モード。いつもなら、その戦闘モードのベルトコンベアに乗り
電車に乗るんだけど。
今朝は仕事がキャンセルになり、人と違う行動をしたくなり、
その戦闘モード時間を逆に歩いてみた。
なんか違う…。
このベルトコンベアに乗らない気持ちの良さ!
なんだろうね…。これが社会で生きる為、
ベルトコンベアに乗る?乗らない?の違いなんだろうか。

「あなたは社会から見て、お子さんの“敵ですか?味方ですか?“」
この言葉は、ひきこもり支援の代表が親に向けて語りかけた言葉です。
この言葉が、なぜか腹落ちした私でした。
なぜならば、私の両親も社会から見て、私にとっては長い期間“敵“でした。
常に、社会からみて正しいと言われる姿勢を押し付けられていました。

今、両親は他界し二人ともこの世にはいません。
生きていた当時、ぶつかり合いは幼少期から長く続きました。
私は大人になり「他人の目を気にして困った時その他人が助けてくれるとは限らない」と言う言葉を聞いてからは、自分の軸ができたように思います。
その方の生き方は自分軸で生きてきていたように思いました。

親は最初に子どもを守る存在です。
それは、動物であれば敵から守らないと死んでしまいます。
今は、社会と言う敵から、子どもを守る事が必要な時代になっているのではないかと思います。

社会は厳しく子どもを試し、打ちのめす事が多々あります。
イジメであったり、学歴であったり、結婚であったり、出産であったり、
離婚であったり、介護であったり。

でも、子どもは子ども時代にそれが分からない時代なのです。
大人になるとそこの違和感が出てきます。
ですが、そこで大人・親が社会を軸に「良い大学校に行け」
「早く結婚しろ」「早く子どもを産め」「家族の介護はしろ」
言う事は社会の常識なのです。

この社会常識を親が子供に押し付ける時代では
今はもうない時代なんだと思います。

この常識に、抗う事は少し生きづらい事があります。
繰り返しますが、全て社会の常識に沿って生きる時代ではないと思います。

その常識により家族が“傷つけあう”事が起こります。
それにより、子どもが引きこもり自身を守るための行動です。
社会が軸になり「他人の目」が気になる親がいます。
他人は何をしてくれるますか?何をしますか?
何もしませんし、他人はそこまで興味もないと思います。

親も、親に躾られ社会軸に生きることが正しいと信じている人がいます。
それしか、知らないのかもしれません。
環境は毎年・毎日変化変容しています。
知ろうとする事、変容を受け入れる事は必要です。
とは言え、簡単にひとは変われません。
親のケアが必要な時代になっているのだ思います。

何より“親のケア”が必要な時代です。

海外のある番組で「社会は何よりも無情で子どもを傷つける、その時に親は一番の見方になるのが親の役割だ!」と言っていたアメリカ人がいました。
この言葉に感銘しました。
私は多分そんな親を求めていたのだと思います。

こんな事ばかり言いますと、
私の親はひどく私を苦しめたようにも思えますよね。
それも事実です。
ですが沢山の愛情があったことを、
亡くなってからは思えるようになりました。
私に押し付けていた出来事は「社会と戦う手段を得る」為の事だったんだと思えるようになりました。
生きていた頃は、全くそのようには思えませんでしたが…
私も変容があったのだと思います。
子どもだった私が、大人になったのかもしれません…w

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