見出し画像

役割をピボットさせながら広げてきたキャリア。PdMとしてUPSIDERで踏み出す新たな挑戦

UPSIDERへの思い

「UPSIDERにはチャレンジしていない人がいないんじゃないか」というくらい、誰もが自分自身が挑戦者として高い目標を掲げ、ユーザーに価値を届けるために全力を尽くしています。そんな刺激的な環境の中で、PdMのロールを全うできる喜びを感じています。

今後はPdMとして、あらゆる手段を使ってUXをアップデートし、理想の体験を追求していくつもりです。エンジニアチームやステークホルダーと協力しながら、提供価値の最大化を実現していきます!


・・・

UPSIDERで働く人を紹介する『Who we are』シリーズ。
今回語ってくれたのは、2024年2月に法人カード「UPSIDER」事業のプロダクトマネージャー(PdM)として参画したChihiro(伊東 千尋)さん。

エンジニアとしてキャリアをスタートし、PMO、サポートエンジニア、カスタマーサポート、UXライターと幅広い役割を経験してきたChihiroさんに、これまでのキャリアのターニングポイントや、今後実現したい目標について語ってもらいました。

2023年12月に入社したChihiroさんです。

エンジニアからPMOへ。技術を軸にキャリアをシフトし、自身の強みを模索

ーーまずは自己紹介をお願いします。
はじめまして!2023年12月にPdMとして参画したChihiroです!
福島県いわき市で生まれ育ち、東京での進学、就職を経て現在は福岡に住んでいます。

これまでのキャリアはいくつかの変遷を重ねてきました。エンジニアとしてキャリアをスタートし、PMOを経験したのち、サポートエンジニアとして最初の転職をしました。そこから、さらに顧客満足にコミットする業務に取り組みたいという思いが強くなり、カスタマーサポートにキャリアチェンジしました。UPSIDERに参画する直前までは、UXライターとしてユーザー体験(UX)の向上を担っていました。

ーー技術を中心に幅広いポジションを経験してこられたんですね。エンジニアとしてキャリアをスタートしたきっかけはなんでしたか?

きっかけはIT企業を経営している知人から声をかけていただいたことです。当時、家庭の事情で就職を急いでおり、その知人から「うちに入社しなよ!」と誘っていただいたことで、エンジニアとしてキャリアをスタートしました。

大学は文系でプログラミングも未経験だったので、「とりあえず勉強してなんとかするしかない」と、技術に関するいろんな本を買って学びました。本の通りにコードを書きながら、先輩エンジニアにレビューしてもらい、なんとかついていっていましたね。エンジニアとして働いていた頃は、アンケートシステムやBtoBのショッピングモールサイト、モバイルゲームのAPIなどを開発していました。

ーーエンジニアとして経験を積んだのちにPMOへとキャリアをシフトしたきっかけについて教えてください。

エンジニアの仕事にそれなりの楽しさも見い出すことはできてはいたのですが、一方で「一生続けていくのは難しいな」と早い段階で思っていました。エンジニアを3年ほど続けていると、プログラミングが大好きで、夢中でやり続けることができる人には勝てないと思ってしまったんです。「このままエンジニアとして業務をこなすよりも、もっと自分自身が熱意をもって取り組めることをやりたい」と思うようになりました。

そこで最初の産休・育休から復帰するタイミングで、PMO寄りの業務にシフトしたんです。プロジェクトマネージャーのサポートとして、課題管理やリソース管理、折衝などを担い、二人目の子どもの産休まで1年半くらいでしょうか。時短勤務として復職したこともあり、時間に融通が利きやすいことはありがたかったですね。

数年前、お子さんたちが保育園に通っていたときの運動会の1枚

カスタマーサポートを経てたどり着いた、ユーザー体験のスペシャリストとしてのキャリア

ーーその後、サポートエンジニアやカスタマーサポートのキャリアへと進まれたきっかけはなんだったのでしょうか?

きっかけは最初の転職ですね。「仕事を変えたい」よりも「地方に移住したい」が先行しての転職でした。転職を考えたのは、二人目の子どもの産休が明けたタイミングです。当時、時短勤務ではあったものの片道1時間の通勤が負担で、時短勤務を続けられるのも子どもが3歳になるまでとあっと言う間。当時はリモートワークも定着していませんでしたし、「このまま東京で子育てをしながら仕事を続けるのは難しいな」と思っていたんです。

そして、夫とも相談を重ねた結果、「住む場所はどこでもいいんじゃないか」と思い、仕事が見つけやすく働きやすい環境を求めて、福岡に移住して転職することを決めたんです。

転職先に選んだのはヌーラボという会社で、サポートエンジニアとして入社しました。業務内容はお客様の技術サポートや不具合の調査などで、技術的なナレッジを活かしてユーザーとお話するポジションであったことから、お客様と話すことが好きな私の志向性に合ってると思い入社しました。

その後カスタマーサポートに移ったのは、専門部署が新設されたことがきっかけです。サービス拡大に伴い、ユーザーのサポートに特化する部署が必要になったことから、サポートエンジニアの知見を持ち込むために異動し、初めてマネージャーの経験を積ませてもらいました。

設立当初は4人のチームでしたが、私がチームを離れるまでの3年半の間で10人ほどの規模に成長しました。お客様と対話することが好きだったので、カスタマーサポートの仕事は私に向いてるなと思いましたね。お客様をサポートしながら共通の目的に向かえることが楽しかったですし、厳しい対応もありましたが、抵抗感はなかったですね。

ーーカスタマーサポートの経験がユーザー体験を大切にするChihiroさんの志向性に繋がっていったように感じますね。その後のキャリアについても教えてください。

前職での最後のキャリアはUXライターでした。ただ私にとっては大きなキャリアチェンジという気持ちではなかったですね。きっかけはカスタマーサポートの一環として、フィードバック管理、ヘルプページのライティングなどをやっているうちに、アプリのUIの文言を相談してもらえるようになったことです。

当時デザイナーの多くが海外のメンバーだったことから日本語へのローカライズに難しさがあり、そのあたりを解決できるUXライターが求められていました。その結果、部署として新設されることが決まり、「私、やります!」と自ら手を挙げてUXライターにキャリアチェンジしました。

こうして自分のキャリアを振り返ると、ドラスティックに変わってきたというより、「自分の興味関心と、組織や会社が必要なことがマッチしたから半歩ずれる」ことを積み重ねてきた結果、変遷してきたのだと思います。「キャリアチェンジ」というより「キャリアピボット」なのかもしれませんね。

役割をピボットさせながら広げてきたキャリアと成長

ーーUXライターへの転身後、再び転職を考えたきっかけはなんですか?

より広くUXに関わる仕事に挑戦したいと思ったことです。UXライティングは大切な仕事だと思っていましたし、今後の可能性も感じていました。

しかし、UXライティングだけではできないことも多いんです。UXライティングでクオリティが高いものを作ろうと思うと、ライティング以外のことも追求しないといけなかったり。「ユーザーが見たときにどう感じるか」「このプロダクトでどういう価値を提供したいと思っているか」など、ユーザーの理解度やコンテキストがUXライティングでは非常に重要です。

そこでUXデザインやUXリサーチなどに知識を広げていくにつれて、キャリアチェンジという選択肢もふわーっと視野に入ってきた、という感じですね。

ーーUPSIDERを知ったきっかけと入社理由について教えてください。

UPSIDERをちゃんと知ったのは、UXに関わる仕事や社会のニーズを知るために、いくつかの企業とカジュアル面談をさせてもらっている中でのことでした。前職での同僚で友人でもあるPRマネージャーのMeggy(五十川)が働いている会社ということで、名前だけは知ってはいましたが、事業内容などをしっかり知ったのはこのタイミングです。

UPSIDERにはPdMとして参画していますが、もともとPdMになりたいと思って応募したわけではなかったんです。UXを仕事にしている身として、ユーザーへの解像度を高く持ち、どんな体験を提供するか、どんな価値を生み出すかに責任をもつのPdMが、自分のキャリアの延長線上にあるかもしれないという気持ちはありました。ただ、自分にとってはまだまだチャレンジングなポジションであり、自分が今PdMになるとは思っていませんでした。

そんな中、Daisuke(森)がオファー面談で突然(笑)、PdMのポジションを提案してくれたんです。話を聞く中で、私にとってストレッチした目標であることは間違いないものの、自分のやりたいことと期待されている仕事のイメージが合致しましたし、単純に「面白そう!やってみたい!」と思えたので参画を決めました。

PdMとしての業務は、自分のキャリアピボットでの経験というか、器用貧乏っぽさ?(笑)が生きる仕事だと思うようになってきました。これまでエンジニアやビジネス側のサポート、UXデザインなどさまざまな役割を担ってきたことで、いろんなポジションの方の話を理解するトリガーを作りやすかったり、着想が得られやすかったりするかなと思いますね。

これまでの経験も含め、持っているものすべてで戦っている感じがして、すごく刺激的な仕事をさせてもらっているなと思います。

ーーUPSIDERのPdMとしてどのような役割を担っているか教えてください。

現在はCXEチームのPdMとして、法人カード「UPSIDER」の管理画面への追加機能のマネジメントをしたり、サポートや審査などの顧客接点をもつ部門と密に連携しながら、ユーザーのサービス体験を総合的に向上するミッションを担っています。

UPSIDERに入ってからの役割もすでに何度か変遷しましたね。

入社直後は現在のCXEチームの立ち上げに参画していましたが、与信審査関連の社内プロダクトにに注力しつつ、その後またCXEチームへ合流するなど、事業判断に伴ってスピーディーに役割を変えてきました。

UPSIDERは組織課題が変わるのが早く、組織体制もアジャイルに作り直し続けているので、その都度必要なポジションにシフトしています。

チームが変わっても業務内容の軸は基本的に同じです。

法人カード「UPSIDER」の与信やオペレーションなど、アプリ以外の接点も含め、顧客体験を向上する役割を一貫して担っています。社内にステークホルダーがいる業務も多いので、どういう人がUPSIDERのサービスを作って歯車を噛み合わせているかの解像度がすごく上がったと感じています。

ユーザーに届く価値にフォーカスし、役割を限定せずに挑戦を続ける

ーー今後UPSIDERで成し遂げたいことはなんですか?

現在のCXEチームは、問題解決に主体的なメンバーが多く、多様性もあってすごく良いチームですが、より持続性ある開発ができることを目指してチームビルディングに力を入れていきたいと思っています。

また、今後UXの視点からプロダクトををよりよいものにするための開発手法を実現するチームの立ち上げも予定しているので、そこもがんばって推進していきたいですね。

今後はAIの技術革新によってUXという概念がそもそも大きく変わっていく可能性が高いです。UPSIDERにいるからには、そこをしっかりグリップできる知識、力を身につけながら、プロダクトに明確な価値として落とし込めるよう、リードしていきたいです。とはいえ、初めての試みもたくさんあって、かなりのチャレンジになると思うので、めちゃくちゃがんばります!

ーー今後Chihiroさんの人生で成し遂げたいことはなんですか?

こういう場で口にするのはちょっと恥ずかしいんですが、「誰かのパワースポットになること」です。

積極的に誰かをサポートをするっていうわけじゃなくて、その人がいる場所はいい気が流れていて、近くにいるとなんとなく元気になるとか、気持ちがいいとか、自分もいい感じになる、みたいなのができる人にすごく憧れるんですよね。

あ、自分がパワースポットになりたいというよりも、そういう場作りとか仕掛け作りがしたいのかもしれないです。いま答えていて気付きました(笑)。

ーー最後に読者へ一言メッセージをお願いします!

「面白い会社を求めてるならここにあるよ」と伝えたいですね!今より少しストレッチした仕事がしたい、チャレンジしてみたいとうずうずしている人には、UPSIDERはぴったりだと思います。

UPSIDERで結果を残している人は、自分の役割を限定しない人だと思います。必要なら変わることを厭わず、どんなことにでもえいやで挑戦できる人が活躍できる会社です。

UPSIDERにはチャレンジしてない人がいないんじゃないか?というくらい、メンバーの誰もが自分自身や事業を伸ばしていこうと努力しているように感じます。そんな環境の中で自分を高めたい人には、想像以上の刺激を感じてもらえますよ!

UPSIDERでは、一緒に働く仲間を募集しています!!
7/11 18:30〜福岡近辺で勉強会も開催しますので、お近くの方はぜひご参加ください!

カジュアル面談もお待ちしております!


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集