第4弾:データのお引越しって大変!
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\企業の「データにまつわる困り事」リアルな声シリーズ/
第4弾:データのお引越しって大変!
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セミの鳴き声で季節を感じる
こんにちは、アップデータ株式会社コラム担当の小川です。
暑い日が続いていますが、ちょっとずつ季節が変化していますね。何で一番変化を感じるかって、もちろん【セミ】ですよね!
一言で【セミ】と言っても、見た目やサイズ、時期や分布地域に差があります。
初夏(6月の終わり頃)に鳴き始めるのがニイニイゼミ(チィーーーーーーーーという高音)夏休み頃から天下を取るのがご存知アブラゼミ(油を揚げる音)
そして、8月の終わりからはツクツクボウシです。彼らの出番になると「夏が終わるなぁ」「もうすぐ秋だなぁ」って感じになりますよね。
そうそう、セミの鳴き声を真似してみて!と言うと、関東の人は【ミンミンゼミ】の鳴き声(ミーン・ミンミン・ミーン)を真似する方が多いですが、関西の人は圧倒的に【クマゼミ】(シャワシャワシャワ)になるの知ってますか?
ミンミンゼミとクマゼミは人間の耳で聞く限り全く違うものですが、ベース音が同じなため異種のメスを呼び寄せることも多く、自然界では棲み分けられています。
クマゼミをどうしても見たい次男が私に「関西に出張行くなら絶対クマゼミ捕まえてきてね!」と言ってきます。事実、仕事で関西に行くこともありますし、セミごとき素手で捕まえられます。
ただね、
551の豚まんを新幹線で食べる勇気のないお父さんに、クマゼミは無理だよぉ~
車内にあの爆音が響き渡ったら、最悪降ろされるぜ!
そんな弱虫なお父さんに向かって次男はこう言いました。
「じゃぁ、いいよ!メスで!」
子供の願いというのは、時に残酷ですね。アブラゼミの1.3倍くらいの大きさのクマゼミの羽ばたく音と、世界一の静音設計の新幹線、どっちが強いかそのうちわかってもらえるんでしょうか。。。
さて、本題です。
データのお引越しって大変!
今日は、「データのお引越しって大変!」編をお届けします。
2015年にWindowsの最終形態として発表されたWindows10
でもね、、2年近く前、、、出ましたよね、、、、
Windows11
朝令暮改、紆余曲折、二転三転、右顧左眄、、、いろんな言葉が頭を過りますが、いいんです。
アニメ界の巨匠だって撤回して作りましたよ【神隠し】
ただ、昔ほどガラっと変わらないし、個人的にはワクワクしません。
そもそも皆さん、11に変えました?6月時点のシェアは30%台でしたが、9月の今も40%に届いたかどうか。新OSっていつもこんな空気感ですが、必ず革命が起きます。
そう、EOS !!End of Support です。
Windows10のサポート終了日時は 2025年10月14日 です。来年のGIGAスクール構想第二弾(高校編)と共にビッグウェーブがやってきますよEOS!業界は盛り上がるかもしれませんが、情シスの方々は大変です。10台・20台ならまだしも、数百・数千台のPCを一気に入れ替えるとか、正気の沙汰ではないですよね。
新型コロナによって業績にマイナスの影響が出た企業は、端末の入れ替えを先送りにしたケースも多かったと認識しています。情シスの皆さん、くれぐれも体調には気をつけましょうね。
PC入れ替えのオペレーション
PCの端末入れ替えをする際、皆さんどういうオペレーションでやっていますか?
ファイルサーバーを開放して、【引っ越したいデータは退避させてください】というユーザー主導型の企業もあれば、旧PCをイメージコピーして新PCに引っ越す情シス主導型の企業もあります。
ただ、必ず起きるのが「あれ?俺のデータ無い!!」事件です。違う場所に行ったか、はたまた勘違いか、元々無かったか、、、
でも、いつも責められるのは情シスの皆さん。ホント、お疲れ様です。
最近は、ファイルサーバーの代わりにOneDriveを使う企業も増えてきましたが、置き忘れ・上げ忘れが皆無というわけにはいかないので、旧PCからの復旧作業など、情シスの皆さんが楽できる解決策というわけにもいきません。
当社はバックアップソフトメーカーでもあるので、全ての端末にAir Back / Secure Backという自社のバックアップソフトが入っています。【オートリストア】という機能を使えば、同じディレクトリに全自動でリストアしてくれるので、端末入れ替えにストレスを感じません。
新入社員用に新しいPCを購入すると、別の社員がインターセプトしてオートリストアをかけるという悪しき文化があったくらいです。(新入社員の皆さん、あなた方のPCが古かったら、こういう先輩たちのせいです!)
情シス革命
ところが、そんな当社にも革命が起きました。
それが、Shadow Desktopです。
Shadow Desktopは、PC内のデータをすべてクラウドにアップロードします。見た目や使い勝手はローカルに置いてある感覚ですが、実態は一切存在していません。
つまり、新しいPCを購入してリプレイスする場合、【新PCにログインするだけ!!】手元にはファイルがあるように見えており、ダブルクリックするとファイルが使えます。すなわち、【データ移行】という概念から【生涯無縁】になるのです!!
オートリストアを当たり前にしていた当社の人間達が「えっ!これだけ!?」と驚くわけですから、何らかの手動操作を伴ってデータ移行作業をしていた情シスの皆さんは感動で前が見えなくなるでしょう。
元々、持出しPCの情報漏洩対策で作ったShadow Desktopですが、データ移行やバックアップを主目的として購入していただくお客様もいらっしゃいます。
是非一度、その感動を体験してみませんか?